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今回は、コンパクトなクロスオーバータイプの自動車の中でも存在感の強い。
マツダ「CX-3」とルノー「キャプチャー」の2台について比較をしていきます。
1年あたりにかかる「維持費」、「燃費」、そして自動車を評価するうえで重要な「乗り心地」について2台を検討してみましょう。
今回はCX-3のモデルを「ガソリンエンジン」と「ディーゼルエンジン」の2種類に分割し。
それぞれについて比較していきます。
マツダCX-3のスペック
引用:https://www.lovemazda.net/
マツダCX-3のガソリンエンジンタイプ(2WD)のスペックは以下の通りとなっています。
- 総排気量 1997cc
- 車両重量 1250kg
- 最高出力 150馬力(6000rpm)
- 最大トルク 195N・m(2800rpm)
- 燃費 16.2km/L(WLTCモード)
- 使用燃料 レギュラーガソリン
ガソリンエンジンでこの燃費はなかなかいいです。しかも力強いので、楽しい走りが期待できます。
また、ディーゼルエンジンタイプ(2WD)のスペックは以下の通りです。
- 総排気量 1756cc
- 車両重量 1300kg
- 最高出力 116馬力(4000rpm)
- 最大トルク 270N・m(1600-2600rpm)
- 燃費 23.2km/L(WLTCモード)
- 使用燃料 軽油
ディーゼルゆえに、トルクフル!それでいて低燃費なのですから、このモデルは非常に魅力的に感じます。
ルノーキャプチャーのスペック
引用:https://www.renault.jp/
ルノーキャプチャーのスペックは以下の通りとなっています。
- 総排気量 1197cc
- 車両重量 1280kg
- 最高出力 118馬力(5000rpm)
- 最大トルク 205N・m(2000rpm)
- 燃費 17.2km/L(JC08モード)
- 使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
こうしてみると、2台のスペック上(エンジンタイプも含めると3台)の差は結構あります。
排気量が一番大きいのはCX-3のガソリンタイプ、小さいのはキャプチャーです。
使用燃料も3種類あり、ガソリンタイプのCX-3はパワフルで軽量。
ディーゼルタイプのCX-3はトルクが太く低燃費、キャプチャーは小排気量ながら力強い走りが期待できます。
CX-3とキャプチャーの維持費比較
それでは、CX-3とキャプチャーの維持費について比較しましょう。
今回は「自動車取得税」、「自動車重量税」、「自動車税」の3つについて取り上げてみたいと思います。
引用:https://www.lovemazda.net/
CX-3(ガソリンモデル)
- 自動車取得税 車体価格2,598,480円~×0.03 = 77,954円~
- 自動車重量税 購入時22,500円 以降車検時15,000円
- 自動車税 1年あたり39,500円
ガソリンモデルですので、それなりに税金がかかってしまうのは致し方ないところです。
CX-3(ディーゼルモデル・2WD)
- 自動車取得税 非課税
- 自動車重量税 購入時免税 以降車検時15,000円
- 自動車税 1年あたり39,500円
何といってもディーゼルモデルの魅力は、購入時の免税です。圧倒的に税金を抑えられます。
キャプチャー
引用:https://www.renault.jp/
- 自動車取得税 車体価格2,699,000円~×0.03 = 80,970円~
- 自動車重量税 購入時22,500円 以降車検時15,000円
- 自動車税 1年あたり34,500円
キャプチャーの場合は、排気量が小さいため自動車税が毎年抑えられます。
比較結果:CX-3のディーゼルタイプが費用面で最も安価
こうしてみてみると、やはりCX-3のディーゼルタイプは税金面でかなり優れています。
ただし、キャプチャーの排気量の小ささからくる自動車税の優遇は見逃せません。
CX-3とキャプチャーの燃費比較
続いて、2台の燃費比較をしてみましょう。
今回は使用する燃料が3つあるので、レギュラーガソリン価格を140円、ハイオクガソリン価格を150円、軽油価格を115円として、1年あたりのガソリンにかかる費用を算出します。
年間走行距離を1万キロと仮定しています。
引用:https://www.lovemazda.net/
CX-3 ガソリンタイプ
- 1年あたりの使用燃料量 10,000÷16.2≒617.3L
- 1年あたりのガソリン燃料代 617.3×140円=86,408円
CX-3 ディーゼルタイプ
- 1年あたりの使用燃料量 10000÷23.2≒431.0L
- 1年あたりのガソリン燃料代 431.0×115円=49,565円
キャプチャー
引用:https://www.renault.jp/
- 1年あたりの使用燃料量 10000÷17.2≒581.4L
- 1年あたりのガソリン燃料代 581.4×150=87210円
比較結果:CX-3ディーゼルタイプの圧勝。
やはりディーゼルエンジンだけあって、燃費の良さとと燃料代の安さはガソリンエンジンにはない魅力を持っています。
年数を重ねるごとに、その差は大きくなっていくでしょう。
ディーゼルタイプは燃料代が気になる方には特におすすめです。
CX-3の燃費のカタログ値ははWLTCモード、キャプチャーのカタログ値はJC08モード。
値であるため、正確な比較とはなっていませんが、おおよそこれくらいの燃料費になるかと思います。
ガソリンタイプの2台は、優秀な燃費性能となっていますね。
CX-3とキャプチャーの乗り心地比較
最後に、乗り心地について比較してみましょう。
CX-3
引用:https://www.lovemazda.net/
「磨きをかけた人間中心の走り」をコンセプトに開発されたCX-3は、足回りのセッティングを改良し、タイヤサイズの見直しを行うことで、ハンドリングや乗り心地といった性能を向上させています。
マツダの世界初の技術「G-ベクタリングコントロール」は、ドライバーのハンドル操作を車がくみ取り、コーナリング時にエンジンの駆動力を変化させます。
4輪の接地荷重を最適化することで、車を効率よく曲げさせ、ハンドルの修正を抑えることで、安心して運転に集中することができるようになります。
ドライバーと同乗者にかかる横のGが穏やかになるため、快適な乗り心地を実現しています。
キャプチャー
引用:https://www.renault.jp/
キャプチャーに搭載されている1.2リッターダウンサイジングターボエンジンは、その大きさからは想像できないほど力強く、きびきびと回ってくれる元気なパワートレインです。
ドライバーであれば、鋭く加速する気持ちよさを体感できると思います。
一方で、6速EDC(エフィシェント・デュアルクラッチ)はギアのつなぎ時にギクシャクする感覚があり、デュアルクラッチというよりシングルクラッチに近い乗り心地かもしれません。
加速時には前後方向に頭が揺さぶられ、ちょっと苦しいかも…
足回りのセッティングも、コーナー時の粘りが弱いところがあり、4輪の接地感があまりないように感じてしまいます。
比較結果:CX-3の勝利。
マツダのこだわりはCX-3にもよく表れていて、乗り心地は秀逸だと感じます。
CX-3とキャプチャーのまとめ
引用:https://www.lovemazda.net/
以上の内容を簡単にまとめると、このようになります。
- 維持費を抑えたいなら、CX-3のディーゼルタイプ
- 燃料代を抑えたいなら、圧倒的にCX-3のディーゼルタイプ
- 乗り心地にこだわるなら、CX-3
ということで、今回はCX-3が3つの比較について圧勝しました。
データ的な面からみれば、上二つはその通りですが、最後の「乗り心地」に関しては、個人的な感じ方もあるため、この部分は好みの問題なのかと思います。
デザイン的に小さくコンパクトにまとまっているキャプチャーが好きな方もおられますし、小排気量に魅力を感じる場合でも、力強く走ってくれるキャプチャーは良い選択肢のように感じられます。
それにしても、マツダのクルマ作りは本当にすごくて、これであればユーザーが満足して乗り続けていくであろうクルマに仕上がっています。
今後のマツダに期待が持てます。
引用:https://www.renault.jp/