ベンツGLEの値引き情報！ 相場や交渉術は？

2015年にMクラスのマイナーチェンジを受けて誕生したメルセデス・ベンツ・GLEクラス。

そのベースグレードとなるGLE350 d 4MATICの新車販売価格は868万円です。

ここからオプションや諸経費を含めたら、そこそこな金額になりますが、このGLEクラスには値引きがあるのでしょうか。

あるとしたら、ラグジャリーSUVのGLEクラスにはどれだけの値引き額が付くのでしょうか。

それぞれ詳しく見て行きましょう！

GLEクラスを新車購入する時の費用

2015年にMクラスからGLEへマイナーチェンジして販売を開始していますが、今現在でも正規ディーラーから新車で購入することは可能です。

まずは、そのGLEを新車購入する際にかかる費用をまとめてみます。

GLE350 d 4MATICを868万円で新車購入したとします。

ここに、法定費用や登録費用などの金額が約8万円掛かります。

その他に車庫証明や登録手続きの代行を行えばさらに＋約7万円。

例えば、緊急用のエマージェンシーキットが約4万円、オプションでサンルーフを21万円で付けて、納車前にボディコーティング、ホイールコーティング、セキュリティシステムの設定など30万円ほど販売店のオプションも追加したとします。

諸経費で約15万円＋オプション費用で約55万円＝70万円。

車体価格868万円と合計するとGLE350 d 4MATICの乗り出し価格は約938万円です。

引用:https://kakaku.com/item/K0000824826/

これがGLE350 d 4MATICのスポーツタイプになれば約1000万円になり、GLEのAMGである63 4 MATICだと約1700万円まで販売価格は上がります。

引用:https://motorcars.jp/mercedes-benz-japan-announced-the-gle-coupe-released-sequentially-beginning-in-august20160504

具体的な値引き額はどのくらい？

かなり高額なメルセデス・ベンツ・GLEクラスですが、その値引き額はどのくらいなのでしょうか。

引用:https://www.junku.com/carlife/gle-2.html

これは実際にGLE350 d 4MATICのスポーツタイプの契約書です。

現金販売価格欄の「お値引き」という項目を見ると36万9068円の値引きがされています。

値引きが無ければ、1000万以上の金額になっていたわけですから、この値引きは大変有難いですよね。

やはり車体価格が高い車なので、車両値引きが大きいようです。

平均すると20万～50万円くらいは車両値引きが出来ます。

オプションの値引きも可能ですが、限界があるようで10万円前後程なので、車両値引きを交渉した方が圧倒的に効率は良さそうですね。

引用:https://www.stern-setagaya.co.jp/newslist/10462

GLEクラスの買取査定額はどのくらいなのか

新車購入時の値引き額が明らかになったところで、GLEを下取りに出す場合の査定額はどうなるのでしょうか。

査定額は値引きに匹敵しますし、満足な値引きが出来なかった時の武器にもなります。

ベースグレードとなるGLE350 d 4MATICは平成28年式で、走行距離が3万キロで約330万円程の査定額が付きます。

同じくスポーツ仕様のモデルでも同じ車両条件で約380万円～という価格です。

GLE350 d 4MATICのクーペですと450万～480万円くらいの査定額が付けられています。

車両の状態や走行距離によって大きく査定額には差が出ますので、あくまで目安の金額ですが、乗り出し価格が1000万クラスの車にしてはその査定額は少し低めです。

その理由には、燃費の悪さや税金が高いと言った理由がるようです。

街乗りで6km/L程の燃費に3500㏄のため自動車税は5万1000円が必要です。

もちろんこのクラスの車なので、維持費を気にして乗る車ではないかもしれませんが、どうしてもこれらの理由から査定額が下がってしまうのが現状なのです。

競合車種の値引き額と下取り額

引用:https://www.carwow.co.uk/blog/mercedes-gle-vs-lexus-rx-vs-bmw-x5-video-comparison

BMW X5、レクサスRX450ｈ、これらは同じセグメントでGLEと競合車種にあたる車です。

GLEクラスでも値引きが出来る事が分かりましたが、競合車種達はどのくらいの値引きがあるのでしょうか。

そして、GLEに乗り換えると仮定した時、値引き額にもつながるこれらの車種の下取り額は、それぞれどのくらいなのでしょうか。

①BMW X5

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X5/2018/bmw-x5-at-a-glance.html

BMWのラグジュアリーSUVとして誕生したX5は、3000㏄の直列6気筒ディーゼル仕様です。

その販売価格は920万円でGLEを超えています。

ドイツ車の御三家として常に比較され続けているメルセデスとBMWですが、X5の値引き額は約40万～70万円程の値引きが期待出来ます。

中には車両値引きだけで95万、オプション値引きで15万で合計で110万円の値引きに成功している方もいるらしく、オーナーの交渉力と営業マンの努力が見られます。

車体価格に少し差がありますので、一概には言えませんがBMW X5の方が値引き額が僅かに大きいようです。

さらに、このX5を下取りに出した場合の査定額ですが、平成28年式であれば約530万円、平成25年式になると340万円程が相場になってきます。

もちろん車両の状態によって変わってくるので、誤差はありますが、だいたい平均的な金額を出すとこの価格帯になります。

これだけの金額になりますので、GLEを購入する際の値引き額とも併せて参考にしてみると良いかもしれません。

②レクサスRX450h

国内では1997年にハリアーとしてTOYOTAから販売されて、2009年にレクサスブランドのRXとして誕生しました。

3500㏄のV型6気筒でハイブリットモーターを搭載したエンジンですが、その新車販売価格は602万円～最上級グレードの四駆は728万円です。

そして気になる値引き額ですが、残念ながら期待出来るだけの値引きは殆どありません。

出来たとしても車両値引きが7万円くらいで、10万も値引きが行われたらかなりラッキーという程度です。

レクサスではそもそも値引きが禁止されている、という話題すら出てきているくらいです。

やはりレクサスは日本を代表する高級ブランドとして君臨しており、そのブランド価値を損なわないためにも、どのグレードの車種も値引きは期待出来ません。

フラッグシップであるLSに至っては「値引きは無い」とも言われています。

そんなレクサスRX450ｈですが、下取りに出した際の査定額は、2015年式のベースグレードで約450万～480万円の値段が付けられています。

しかしこれは大手の中古車サイトによる情報で、レクサスディーラーで下取りをすると、かなり高額な金額を提示してくれるようです。

新車登録から2年落ち、走行距離が2万キロ以下の車両をレクサスディーラーで下取りしたら、査定額が600万円になった人もいます。

購入時の値引きは、GLEやX5を超すほどの金額は到底期待出来ませんが、下取り査定額は欧州ブランドを引き離す金額でした。

値引きは出来なった分、査定額で返しますよという、ここでも日本のレクサスらしい「おもてなし」が見られました。

引用:https://lexus.jp/models/rx/

まとめ

メルセデス・ベンツ・GLEクラスの値引きについて、競合車種と照らし合わせながら見て来ました。

車種によってそれぞれ特徴があるように、値引きの仕方や、下取り査定額にも違いがあり、GLEにも値引きは可能ですが、査定額は低いという事が分かりました。

せっかくGLEにも値引きが出来ると分かった訳ですから、営業マンとしっかり交渉をして最大限の値引きを受けたいところです。

そのためには、まず自分が車の価値をしっかりと理解して、相性の良い営業マンを見つける事です。

それさえクリア出来れば、あとは素敵なカーライフが待っているわけです。

メルセデス・ベンツ・GLEクラスは価格以上の優越感を与えてくれるでしょう。