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皆さまはHONDAのNSXという車をご存知でしょうか?
今回は、その日本が誇るHONDAのスポーツカーである、NSXのエンジンについてご紹介させていただこうと思いますので最後まで読んで行ってください!
NSXとエンジン
Takayuki Suzuki from Kanagawa, Japan [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], ウィキメディア・コモンズ経由で
NSXとは3.5L V6エンジンを搭載した2シータ仕様のスポーツカーで、F1におけるレース界でその名を轟かせていました。
NSXは登場時の車体はNAエンジンでありながらVTECを駆使し他を圧倒しています。
HONDAオリジナルの高精度なエンジンでトップクラスの動力性能を誇っています。
現在では技術の進歩で大幅に改良され、ハイブリッドシステムとターボを搭載しました。
エンジン性能が凄いだけでなく、ハンドリング性能、空力性能なども考慮され、サーキットから一般道、山道のワインディングなどでも安定した走りを実現しています。
それではそんなNSXさらにパフォーマンスを向上させる為に必要不可欠なチューニングについてご紹介します。
吸気系
吸気系とは、エンジン内に空気を取り込むものでこのフィルターはエアコンなどのフィルターと同様で長期に渡り使用していると目詰まりや劣化などを引き起こします。
そのため、吸気するのに妨げとなる詰まりなどを除去しスムーズに吸気できるようメンテナンスする必要があります。
また、純正パーツですと様々な使用用途を考慮しており、長期の使用でも目詰まりを引き起こしにくい構造になっているものが多いのです。
ですが、それとともに吸気音を低減する為のものもついており、その影響で吸入効率が非常に悪くなっています。
この吸気系パーツはより多くの空気を取り込める形状のものなどがありますのでエンジン内燃焼効率を向上させることができます。
排気系
排気系とは主にマフラーのことを指しています。
吸気系によってエンジンを通過した排気ガスをマフラーによって車外に排気を行いエンジン内の吸気サイクルが完成します。
このマフラーは排気時のトルク発生に大きく影響しており、マフラーの形状でトルクが変化します。
例えば、純正マフラーはパイプの曲げがキツくなっておりスムーズな排気を行えにくくなっています。
これはコスト面、環境、騒音といったエコカー免税などに対し考慮された形状による為です。
このマフラーのパイプを真っ直ぐな形状なものに変更することで排気がスムーズになりトルクの発生が大きくなります。
ただ、排気がスムーズな分排気音が大きくなり近隣の住居などに影響を及ぼしたり、マフラー内のフィルターによる排気ガスの毒素の吸着などがなくなるので、排出される排気ガスはより汚れたものとなります。
過給器(ターボ)
ターボとはエンジンより排出された排気ガスのエネルギーをタービンに送り込みコンプレッサーを回し圧縮した空気を再びエンジンに送り込み高出力を得る装置です。
空気を送り込む量によって燃焼効率やそのほかの連携しているパーツなどもチューニングし、空気量に対応させる必要があります。
それに、エンジンの耐久性なども関係する為、細かいチューニング技術が求められる装置でもあります。
タービンによりエンジン内に送り込む空気の量を調整することで爆発力を高めることができます。
これをブースト圧と呼びます。
最近では、元の排気量を小さくし、ターボの力を使って排気量を下げる前の出力を得るダウンサイジングターボという技術が使われることが増えてきました。
これは排気量を減らしているため、燃費向上などに恩恵をもたらしています、
補足ですが、スーパーチャージャーというターボの種類があり、これは排気ガスの力を利用するターボとは違い、エンジンの動力を少し利用し過給器を動かす機構のことす。
なので排気が出てからでないと動作できない通常のターボと違うので、ターボラグの発生を抑えることができます。
しかし効率面ではあまり優れないので通常のターボの方が普及しています。
一部ではターボとスーパーチャージャーの両方が取り付けられている車も存在します。
燃調
燃調とはエンジンに空気が取り込まれた際に燃料を噴射する装置です。
空気15gに対し1gの燃料噴射が妥当で、この比率を変更することで爆発力を高めることが可能です。
吸気系やエンジン耐久性などのバランスが重要なので調整する際はエアフローメーターで計測しながらチューニングを行います。
ですが最近はCPU制御により燃料噴射量を自動でコントロールしています。
点火系
点火系とはエンジン内にある着火プラグで燃調で燃料を噴射し、吸気系で空気を取り込みそこに点火する為の装置です。
点火の時期は燃調と同様にコンピューター制御していることが多いです。
点火の方法は電気によるものが一般的です。
着火タイミング次第で完全燃焼するかどうかに大きく影響しますのでチューニングの際はタイミングをしっかり当てることが重要です。
NSXのエンジンで最高なパフォーマンスでドライブを楽しむ方法
長らくエンジンチューニングに関する部品の説明をしてきました。
しかし結局どうすればパフォーマンスを発揮させたドライブを実現できるのかというと、それは全体的にバランスを考え、エンジン内のチューニングをすることです。
一つを強化しても連動している部位の強化がされていないと故障の原因になりますのでパーツに見合った他所の強化をしなければなりません。
なので全体的にパワーアップさせることが一番です。
NSXのエンジンをチューニングするために
NSXは純正での性能がとても高いのでエンジンのチューニングや改造をしなくてもポテンシャルを発揮できます。
しかしもしこれでも物足りず改造を行いたい方はエンジンチューニング時はバランスに重きを置き、法律の範囲内でチューニングをすることをおすすめします。
NSXの魅力はこれだけに止まりませんが、時代の変化と共にスポーツカーの常識も変化してきました。
バブル絶頂期の1989年に発表後、当時日本の乗用車のメーカーの中で最高額でした。
その後も改良や装備の追加などにより徐々に値上がりし、最高で1300万円という破格な日本のスーパーカーとして世界中にその名を轟かせました。
現在でも中古車価格は良い状態のものだと500万円〜という価値を誇ります。
さらにエアロパーツなどの装備も充実していると1000万円に上ることもあります。
2016年にフルモデルチェンジされたNSXが発表され、今回は3.5LのV6エンジンに直噴DOHCツインターボを搭載。
さらにハイブリッドシステムまで搭載し、販売価格は2000万円とランボルギーニなどの海外のスーパーカーと肩を並べています。
しかも、ナビを連動してリミッターを解除する機能があり、300km/h以上の走行が可能になりました。
エンジンのチューニングは、主に今回ご紹介した方法方法があり一つだけを強化すれば良いわけではありません。
専門知識と技術が必要になるだけでなく、環境に考慮したチューニングをしなければいけません。
車検対応などにも様々な影響がありますので不正改造にならないよう、法律面も知っておく必要があります。
NSXのオーナーさんはそういった周囲の環境や社会的なルールを守りつつチューニングをして、楽しいカーライフに出来たらいいですね!
アイキャッチ画像引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Honda,_Paris_Motor_Show_2018,_Paris_(1Y7A1625).jpg
Matti Blume [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]