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26年ぶりに復活を遂げた、ホンダのスポーツスピリットを象徴する車、NSX。
今回は、そんな2代目ホンダNSXの内装についての情報をお届けいたします。
国内最高峰、20,000,000円オーバーのスーパースポーツの内装とは!?
NSX新型の内装!シートやパーツは?
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
全体の印象
まずはコクピットのデザインを確認してみましょう。
公式サイトによると「ドライバーを守る強固な骨格をイメージさせるデザイン」とのことですが、いかがでしょうか・・・?
筆者の主観で恐縮ですが、率直に申し上げますと、パッと見た瞬間にガキっぽさや安っぽさを感じてしまいました。
決して悪くはないのですが、2,370万円という価格や、車のキャラクターを考慮すると、どぅしても期待値は高くなってしまうものです。
特に高級感という点においては、よほど安価なレクサスや欧州のライバル車のクオリティに及んでいないと感じました。
最も気になったのは、中央のナビ直下に配置されるエアコン関連のスイッチ類で、プラスチック丸出しの残念な出来栄えです。
ここだけをアップで見せられると、たとえフィットやステップワゴンと言われても違和感がないでしょう。
せっかく素材感にこだわってレザーやアルミを多用し、オプションでカーボンも用意しているにもかかわらず、常に視界に入るセンターコンソールがこれでは興ざめです。
同じように、オプションとなるドリンクホルダーの出来も悲惨で、素材感や設置場所もさることながら、少しでも重いものを入れると、いとも簡単に外れてしまうという、全く役に立たない代物なのです。
いくら開発拠点をアメリカに置いたとはいえ、日本を代表するスーパーカーには細部までこだわりぬいて、それ相応のクオリティを確保してほしいものです。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
一方でスポーティという点においては全体的に健闘していると感じます。
が、シートについては、形状しかり、座面の高さしかり、いまいちスパルタンさに欠ける印象です。
このシート、高さを調整する機能は付いておらず、オプションとなるパワーシートも中途半端な電動調整機構とメモリを備えるのみ。
どうせなら、フルバケットとはいかないまでも、もっとスポーティな仕様をオプションとして用意してほしかったというのが本音です。
広い前方視界
さて、改めて運転席に腰を下ろすと、この手の車にしては前方の視界がかなり広いことに気づきます。
これは開発陣がこだわって設計した細いAピラーと、低いダッシュボードの賜物で、前述の高い座面と相まって、スーパースポーツとしては突出した前方視界を確保しています。
ピラーはなだらかな角度で弧を描き、ボンネットに向かうにつれて一層細くなるデザインとなっており、コーナリング時の視界を確保するとともに、ドアミラーの視認性向上にも役立っています。
また、ステアリング上部を平らにして、ダッシュボードを低く設計していることも、コーナリング時の視界確保に貢献しています。
一方で、後方の視界はあまり期待しない方がよさそうですが、これはミドにエンジンを積むスーパーカーの宿命と言えるでしょう。
シート
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
前述の通り、いまいちスパルタンさに欠ける印象のシートですが、実は人間工学の先端技術が導入されており、機能的に優れた一面もあります。
特徴的なのはサイドサポートの位置で、張り出しがシートの低い位置にあり、逆に上半身から肩周りは自由に動かせる構造になっています。
これは下半身をしっかりとグリップする一方、ハンドリングでよく動かす肩周りの自由度を上げ、長時間運転時の疲労感を軽減する効果があると言います。
なお、標準装備でもミラノレザーとアルカンターラの組み合わせとなるこのシートは、高級感の演出という点において十分な仕事をしていますが、オプションでセミアニリンフルレザーを選択すれば、よりラグジュアリーな雰囲気を内装全体にもたらすことができるでしょう。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
パーツ
視界確保のために上部を、居住性確保のために下部を平たくした異形ステアリングは好みがわかれるところですが、オプションのカーボンファイバーパッケージを選択すれば質感は上々。
ただし、NSXなら見た目のインパクトにもっと特別巻がほしいところではあります。
奥にはパドルシフトを備えます。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
センターコンソールに鎮座するエレクトリックギアセレクターは、ギアの選択をレバーではなく全てボタンでこなし、上部のロータリーによって、「Quiet」、「Sport」、「Sport+」、「Track」の4種類の走行モードを選択することができます。
メーターパネルは完全液晶表示となっており、上記4つの走行モードに応じて表示パターンを変化させます。
また、中央のインフォテインメントシステムは、スマホ感覚で操作できるタッチスクリーン式となっています。
NSX新型の内装色
NSXには、5色の内装色が用意され、素材との組み合わせによって、8通りの内装を構成することができます。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
標準装備は「エボニー」と呼ばれる黒系色のミラノレザー、アルカンターラを組み合わせたマニュアルシートを備えます。
流石にこのレベルの車になってくると、標準でもレザーですね。
ブラックとシルバーというシンプルな組み合わせがとてもかっこいいです!
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション1として、エボニーのセミアニリンレザー、アルカンターラを組み合わせたパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
内装色としては標準と変わらず、材質や機能がレベルアップした感じですね。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション2として、エボニーのセミアニリンフルレザーをあしらったパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
こちらもブラックメインのキリッと引き締まった色合いとなっていますね。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション3として、「レッド」と呼ばれる赤系色のセミアニリンレザー、アルカンターラを組み合わせたパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
スーパーカーらしさの溢れる内装色ですね。
普通の車だったらまず似合わないような色ですが、NSXにはぴったりです!
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション4として、レッドのセミアニリンフルレザーをあしらったパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
先ほどとは異なり、シート部分が赤一色となっていますね。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション5として、「オーキッド」と呼ばれる白系色のセミアニリンレザー、アルカンターラを組み合わせたパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
ホワイトが多くを占めると、とても明るい印象を与えてきますね。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション6として、「インディゴ」と呼ばれる藍系色のセミアニリンレザー、アルカンターラを組み合わせたパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
オプション7として、「サドル」と呼ばれる茶系色のセミアニリンレザー、アルカンターラを組み合わせたパワーシートと、アルカンターラのルーフライニングを選択できます。
因みにオプション6のインディゴは、2019年のマイナーチェンジによって追加された新色です。
国産高級車としては及第点の選択肢をラインナップできていると感じますが、ステッチ色の選択や部分的な色の組み合わせ、レザーの質感、シート形状の選択など、同価格帯のライバルに目を向けると、決して満足できる内容とは言えません。
オーナーが自分だけの車内空間に浸れてこそのスーパーカー。
NSXにはぜひ上を目指していただきたいものです。
NSX新型の荷室や収納はどう?
引用:https://www.honda.co.jp/NSX/webcatalog
狭い荷室
初代では横置きだったエンジンが二代目NSXでは縦置きとなったことで、リアの荷室はかなり制限されています。
ハイブリットとなったことで冷却装置が満載になったことと、エンジンをドライサンプ化したことも影響しているようです。
その広さはゴルフバッグがギリギリ一つ積めるかどうか、といったところでしょうか。
また、荷室のフロアは、トランスミッションのアクチュエーターが干渉するため、フラットにはなっていないこともおさえておくべきポイントです。
ミドシップレイアウトのため、リアだけでなくフロントにも荷室があるのでは?と思いますよね?
しかしながら、この新型はフロントに2基のモーターを積んでいるため、ボンネット下のスペースには荷物は一切積めません。
またスペアタイヤも積むことができないので、パンク修理キットが採用されています。
室内収納
NSXの室内には、最新の車らしくUSBジャックが2か所に設置されており、移動中でもスマホやタブレットを充電することができます。
また、そのUSBジャックが普段は隠れていることも嬉しいポイント。
このあたりは高級車らしい気遣いが感じられます。
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NSX新型内装まとめ
いかがでしたか?
カーマニア垂涎の一台、NSXの内装情報をお届けしました。
全体的にかなりの辛口になってしまったことをお許しください。
復活を遂げてくれたことに、ただただ感謝!
これからも日本を代表するスーパーカーとして、世界中の車好きたちに夢を見させてください!
アイキャッチ画像URL:https://www.honda.co.jp/NSX