オープンカーのメリットとデメリットを紹介!故障を避ける?おすすめ車はこれ!

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オープンカーのイメージを語るとしたら、開放的?スポーティー?お洒落?といった感じでしょうか?

ところでオープンカーは、カタカナ英語のいわゆる和製英語で、ドイツ車やフランス車ではカブリオレ(Cabriolet)、アメリカ車やイギリス車ではコンパチブルカー(Compatible vehicle)とも呼ばれます。

私がオープンカーを所有した経験から、知り得る限りの情報をお伝えしましょう。

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オープンカーのメリットとは?

引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/e-class-cabriolet/

実際にオープンカーを購入してみて良かった点は、屋根(ルーフ)が無くなることで、こんなにもドライビングの世界観が変わるのか?というインパクトでしょう!

その感覚を述べるとしたら、まるで2台のクルマを所有しているかのような雰囲気と感覚です。

引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/e-class-cabriolet/

雨の日は、当然屋根ありの、一般的な普通車のようなドライビング感覚なのですが、一度、快晴のお天気のもと、屋根が無い開放感を味わえば、まさにフリー!WOW!っていう感覚を覚えるでしょう!

これこそが、オープンカーと、そうでないクルマとの違いです!

さらに、クルマがスポーティな性能を併せ持つポテンシャルを備えていれば、屋根と窓が無い空間が手を伸ばせばすぐに広がっているので、開放感たっぷりの最高の風を感じてドライビングに浸れるのです!

結構難しいですが、一言でオープンカーの素晴らしい感覚を表現するとしたら、閉じこもりの室内で一人の世界を楽しむのか?それとも、大自然に囲まれたオープンテラスで一人貸し切りの世界を楽しむのか?といった違いでしょうか。

実際にオープンカーを所有してみて思ったことは「素晴らしい」の一言に尽きます。

そして目立ちたい人のメリットとして、派手なエクステリアのオープンカーは、この上ない贅沢になるでしょう。

また、屋根がオープンの状態でも、両サイドの窓を閉めれば、意外にも上から風は入ってこなかったりで、きちんと設計されていますが、真夏の直射日光には、気を付けた方が良さそうです。

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やっちまった?オープンカーのデメリットとは?

開放感いっぱいのオープンカーですが、もちろんメリットとは表裏一体の、デメリットも併せ持ちます。

それでは、オープンカーのデメリットのあるあるをご紹介いたしましょう。

オープンには勇気がいる

電動オープンにしろ、手動オープンにしろ、フルオープンで街並みを走行すると、それなりに注目を集めてしまいます。

周りの視線が気になるうちはオープンで走るのに抵抗を覚えるかも知れませんが、慣れてしまえば気にならなくなるでしょう。

 

クルマの強度・剛性不足?が気になる

屋根のオープン、クローズに関係なく、オープンカーを走行していると、ちょっとした段差をある程度の走行速度で駆け抜けた場合、おもむろにクルマのくしゃ!っていう嫌な感覚を覚えることがあります。

屋根が無い分、機械的なクルマの強度に関しては、屋根以外のボディで強度を支えるしかないので、コーナーを高速で曲がるにしても、ゴツゴツした路面を走るにしても、結構気になったり、気を遣うことがあります。

さらにスポーティなクルマに見られるように、車高が低い場合には、クルマのフレームやスカートをこすらないかと気になりますが、車高の低さについてはオープンカーでなくても同じですね。

 

強度・剛性があるオープンカーは案外重い

オープンカーは屋根が無いから軽そうっていうイメージがあるとしたら、すぐに幻滅してしまうかも知れません。

オープンカーのボディーで剛性を出すには、軽くて剛性のあるモノコックと言う構造が有益ですが、モノコックの弱点は、少しの段差でも生じてしまう衝撃に対する強度の無さでしょう。

ですから、クルマのベースフレームに関わる剛性は当然必要なわけで、比較的価格の安い鉄製フレームで剛性を持たせようとすると、それなりにベースフレームは重くなります。

つまり、剛性のあるオープンカーは、車体が重くなってしまう傾向にあります。

収納スペースには期待しない

オープンカーのモデルはツーシーター(2人乗り)が多いので、結構収納スペースには期待しない方が良いでしょう。

トランクルームでさえ、ハードトップの収納スペースになってしまうと、ハンドバックなどの小さなバッグを入れるスペースぐらいしか残らなかったりしてしまいます。

純粋に、オープンの開放的なドライブを楽しむのなら、収納スペースは無いもの!と考えた方が良いでしょう。

 

駐車場は屋根ありが良い?洗車は大丈夫?

メカ的な部分の話ですが、手動でも電動でも、屋根を開閉するには必ず隙間(クリアランス)が必要です。

隙間=雨、風の侵入につながるのですから、どんなオープンカーにも、隙間を埋めるパッキンと言う部品が搭載されています。

パッキンはゴムなどの樹脂でできたものですから、当然、経年劣化が起きるわけです。

ブリジストンのスタッドレスタイヤに見られるように、たとえゴム性能が進歩したとは言え、全く経年劣化が発生しないタイヤは無いですよね?

柔らかいゴムほど、経年劣化によって硬化すれば、いずれはカゼをひくと言われるような、ひび割れの状態の日々がやってくるのです。

雨漏りは10年しないとの情報や、保管状態にもよるとの情報もあります。

ですが、いずれはパッキンが経たりますので、ゴムが痛んでしまっても大丈夫なように、オープンカーのクルマを保管する駐車場は、開放感たっぷりの青空駐車場ではなく、雨が降っても大丈夫な屋根ありの方が良いかも知れません。

ところでオープンカーの洗車ですが、ハードトップ車で洗車機にチャレンジしたこともありましたが、基本的に通常のクルマと変わりません。

でもソフトトップだとしたら、ブラシ洗車機でのゴシゴシはNGのようです。

オープンカーかどうかにかかわらず、愛車の洗車は、手洗いの方が優しいことには変わりないと思います。

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オープンカーの故障を避けるおすすめは?

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/index.htm?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=constancy&utm_content=180709_dd_gaw_carname-joyo_copen_td-180709-3-copen-index&utm_term={keyword}{matchtype}{device}

開放感たっぷりのオープンカーの魅力は、体験した人にしかその素晴らしさの本質は伝わらないでしょう。

さらにスイッチ一つで、開放感たっぷりのオープンモードが、数十秒で屋根ありのクルマになれば、それは便利なクルマだと思うでしょう。

でも、この便利さこそが故障を招く原因になったりします。

電動オープンにしても、油圧を使用したオープンにしても、メカを電気で制御する電気系統や、油圧であればシールパッキンが消耗品など、故障というリスクは避けることができません。

ですので、オープンカーに長く乗る一つの手段として、できる限り電動オープンに頼らない、手動型オープンのクルマがおすすめです。

ただし、手動オープンはソフトカバーになりますから、カッターで切られると、室内が荒らされるといったリスクも伴います。

ですので、何かしらのセキュリティ設備は搭載しておくのがベターと言えるでしょう。

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おすすめのオープンカーと、まとめ

贅沢を極めれば、安いグレードでも、初乗り価格で600万円を超えるBMWの新型Z4などは、スポーティな走行性能と電動オープンの便利さを併せ持つ、魅力あふれるクルマですが、庶民的におすすめのオープンカーもあるのです。

オープンカーでおすすめなのは、比較的購入価格が安価な軽自動車オープンカーです!

とは言え、ホンダのS660(ミッドシップ)にしても、ダイハツのコペン(FF)にしても、新車で買うなら200万~250万円を超える価格を想定することになりますので、贅沢と言えば贅沢なクルマです。

今は手放してしまいましたが、私がおすすめするのは、程度が良くて100万円前後で手に入れられる、ダイハツコペンの中古車です。

引用:https://u-catch.daihatsu.co.jp/search/car_id_939019030900702431002/index.html

かつて個人的に、私が気に入ってコペンオーナーになったのが、ローブでもセロでも無く、丸目と丸いボディの旧型コペンです。

機能性はゼロに等しいですが、電動オープンでない、程度の良いレアなディタッチャブルトップ(脱着式ハードトップ)のコペンを見つけたら、あなたはかなりラッキーかも知れません。

車高はというと、純正で15インチタイヤを履いているのに、最低地上高は車検ギリギリの130cmと低く、街を走るにはちょっとした段差や縁石に気を使いますが、それなりに愛着が沸くクルマであることは間違いありません。

ただ一つ、私が個人的にコペンを手放してしまった理由のひとつとして腰痛持ちがありまして、車高の低いコペンに乗るたびに冷や汗をかくのは、覚悟しなければならないかも知れません。

このように、オープンカーは常識的に考えれば、機能性は限りなくコンパクトで、フルオープンで街を走るには、恥を忍んで注目の的になることは必至です!

ですから、愛しの人を乗せて走るには、究極の選択になるかも知れません。

それでいて、同スペックのクルマであれば、価格は高い!クルマなのですから、お洒落さや格好良さ、そしてデザインを全面に押し出した、贅沢極まりないクルマだと割り切ってしまった方が良いでしょう。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/z-series/roadster/2018/bmw-z4-roadster-inspire.html

だからこそオープンカーは、オープンにした時の開放感を、オーナーだけが存分に満喫できるクルマなんだと思うんです!

オープンカーに乗れば、間違いなくあなたの世界観は大きく変貌を遂げるでしょう!

そして、オープンカーに乗るオーナーは、きっとクルマが大好きなんでしょう。

関連記事:新型BMW Z4、2019フルモデルチェンジ!色・カラーは〇色!他色は?

アイキャッチ画像引用:https://www.yanase.co.jp/mercedes-benz/e-class-cabriolet/

この記事を書いた人

yoshiaki1974.7
心はクルマ好き少年のまま、気付けばオジサンになってしまった40代エンジニアの語らう思いを届けましょう。



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