ミニクーパー探訪  BMW MINIまでの歴史

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ミニクーパーと聞くと、どんな自動車を連想しますでしょうか?

昭和世代なら断然、クラシックなミニの姿を思い浮かべると思いますが、若い世代には現在のミニのほうが身近な存在でしょうね。

お洒落な大人のお洒落なミニをご紹介しますね。

 

ミニクーパーの誕生と名前の由来

ミニは大きく分けると2種類あります。

ニューミニとクラシックミニです。

引用元:https://www.mini.jp

 

今回はミニの歴史にも触れながら、現行ミニの魅力を探っていきたいと思います。

ミニクーパー誕生の歴史を3つのキーワードを使って解説していきます。

キーワードは、

1.設計者 アレック・イシゴニス

2.オイルショック

3.技術者 ジョン・クーパー

この3つです。

 

1.設計者 アレック・イシゴニス

ミニクーパーという自動車の歴史を語る上で欠かせないのは、ミニクーパー生みの親である設計者のアレック・イシゴニスさんです。

まずは簡単に彼の経歴を見てみましょう。

もともと彼はイギリスのモーリスという自動車メーカーで設計者として働いていましたが、同時に大のレース好きでした。

ただし、個人的な趣味でレースに参加していたので、それほど大金をかけることも出来ません。

彼がレースで使っていた車は(オースチン7)という車で、これは当時のイギリスで販売台数1位を誇っていた、小型の大衆車です。

ただ…この車のメーカーであるオースチン社は、彼が働いているモーリス社の最大のライバル会社だったんです。

今の日本に当てはめてみると、日産自動車の設計者がトヨタ・ヴィッツを改造してレースに出るようなもんですね。

 

それでもオースチン社は彼の情熱を認め、ライバル会社の社員であるにもかかわらず、自社のエンジンを彼に提供し、彼を何度か優勝に導いています。

実はこの時のオースチンのボスはモーリス社のモーリス会長とケンカ別れしてオースチン社に入った、レナード・ロードさんという人だったんです。

ロードさんはモーリスさんにこう言い残したと伝えられています。

「粉々にしてやる。」

はたから見れば、レナード・ロードさんがモーリスへのリベンジのためにイシゴニスのレースを利用したようにも思えてしまいますが、イシゴニスさんにはそんな事は関係なかったのかもしれませんね。

ただ車が好き。

ただ勝ちたい。

この時の彼のレースへの情熱がミニクーパーを生んだと言ってもいいと思います。

安い小型の自動車をキンキンにチューンナップして、750cc級のレースで優勝してきた彼のノウハウが、そのままミニクーパーの開発思想に活きています。

この頃の彼がモーリス社内で設計した代表的な車が、(モーリス・マイナー)です。

どことなく、彼が後で生み出す事になるミニクーパーに似ていますね。

 

2.オイルショック

1952年になると、オースチン社とモーリス社は合併し、BMC社となります。

合併した後の会社で覇権を握ったのが、オースチン社とその会長、レナード・ロードさんでした。

レナード・ロードさんにとってはこの合併によってモーリスへのリベンジが完了した事になったのでしょうが、この時にイシゴニスは会社を辞め、別の自動車メーカーに移ってしまいます。

簡単に想像がつきますよね…彼の気持ちが。

もともと、レナード・ロードさんがモーリス創業者のウイリアム・モーリスとモメたのは、レナードさんが工場や製造ラインを見直し、合理化しようとしていた所を、モーリスが却下したからなのでした。

しかし合併した後は彼は最高権力者。彼の合理化計画を止められる人は誰もいません。

おそらく、何人もの職人が「やってられっか!!」と思った事でしょう。

イシゴニスさんもその1人だったんですね。

イシゴニスさんを失ったBMC社は、しばらくの間、合併前の会社で作った自動車に、合併後のブランドのバッジを付けて別の販売チャンネルで売る、という商売をやっていましたが、それだけでは長く続きません。

3年後の1955年に、レナードさんはイシゴニスさんに頭を下げて、会社に呼び戻します。

イシゴニスさんもそれに応じ、レナードさんのもとで設計を再開します。

BMC社は彼に、3種類の自動車の設計を命じます。

大型車、中型車、小型車でした。

イシゴニスさんは大型車から設計をスタートしますが、翌年の1956年、第二次中東戦争が始まってしまい、オイルショックが起きてしまいます。

イギリス国内では石油を買うことすら出来ず、政府の配給制になってしまいました。

まともにガソリンすら手に入らないイギリスの町は、当時(バブルカー)と呼ばれた400cc以下のエンジンを積んだ車で溢れかえります。

代表的なバブルカーBMWイセッタ

ここで、レナード・ロード会長はBMC社でも小型車の開発を最優先とする事を決めました。

すでに設計を始めていた大型車と中型車は後回しにして、とにかく小型車を完成させるように開発陣に命じます。

会長が開発陣に出したオーダーは、以下のようなものでした。

  • 今、当社で作っているどの車よりも小さくて、経済的な車
  • バブルカーみたいな恥ずかしい車はやめてくれ
  • 今、すでに当社が所有しているエンジンを使ってくれ

 

かなりの無理難題を出された設計者たちはこのように思ったでしょう。

「いったい、どんな車を作れっていうんだよ!」

けど、イシゴニスさんだけは目を輝かせて開発を始めました。

彼は、このオーダーは会長からのメッセージだと考えたのです。

「私と君が20年前に作ってた車。私がエンジンを提供して、君がレースで優勝した車。君が自宅でオイルまみれになって作ってたような車だよ。」

イシゴニスさんは鉛筆を取り出して、喫茶店のナプキンにスケッチを描き始めます。

 

彼は会社で扱っていたエンジンの中で最も小さい850ccのエンジンを横置きに設置して、前輪駆動させる事を決めました。

極限まで無駄を省いたレイアウトでありながら、大人4名が無理なく乗車できるデザインは、全て設計者のイシゴニスさん自らのスケッチによるものです。

当時革新的と言われたデザインのミニですが、この時のスケッチがそのまま設計に使われました。

設計者自らがすべてのデザインを担当するのは異例でした。

こうして完成した車は、合併前の2つのブランドを付けて販売される事になりました。

ひとつ目はオースチン・セブン。もう一つがモーリス・ミニ・マイナー。

20年前にイシゴニスさんが趣味のレースに使っていた車と、同時に仕事場で作っていた車と同じ名前が付けられました。

これが元祖ミニの誕生です。

引用元:https://www.mini.jp

 

3.技術者 ジョン・クーパー

ミニクーパーの「クーパー」は、ジョン・クーパーさんの「クーパー」です。

彼は、イシゴニスさんと同時期に活躍した人です。

イシゴニスさんが自動車メーカーで働きながら自宅でレーシングカーを組み立てていた頃、ジョン・クーパーは自宅で、父と2人でレーシングカーを作って、レーシングチームに販売するという商売をしていました。

彼の作るマシンの性能は驚異的で、何人もの伝説的F1レーサーを生みました。

2人はレース時代からの友人でした。

元祖ミニが発表された1959年、ジョン・クーパーは59年と60年、2年連続でF1のコンストラクターズ・チャンピオンになっています。

イシゴニスさんはミニの設計に、クーパーさんはレースの道にそれぞれ進みますが、2人は友人でありつづけました。

クーパーさんは新しく58年に始まったツーリングカー選手権にも参加しますが、ベースに使っていたトライアンフ社の車両ではハンドリング性能が悪く、いくらチューニングしてもロータス製の車両に勝てないと悩んでいました。

その時、イシゴニスさんはミニの試作車をクーパーさんに見せます。

クーパーさんはミニの持つ、まるでゴーカートのようなハンドリング性能に驚き、イシゴニスさんとの共同開発を決めます。

2人の共同開発の末、1962年に「モーリス・ミニ・クーパー」と、「オースチン・ミニ・クーパー」が生まれます。

競技車両としてだけではなく、経済性も高めて「クーパー」の名前をつけて一般販売したのです。

元祖のミニを、よりラリー向けにチューニングしたこの車は一気に話題となり、ビートルズのメンバー4名全員が購入したり、なんとエリザベス女王までもオーナーになりました。

クーパーさんの知名度も手伝い、ミニクーパーは爆発的な販売台数を記録します。

ミニクーパーはモンテカルロラリーでも1964年から4年連続で優勝(1966年はヘッドライトが減光出来ない物を使っていたという事で優勝が剥奪された)しており、走行性能がダテじゃない事がわかります。

その後マイナーチェンジはありましたが、基本的なデザインは変わらないまま、2000年まで製造が続けられ、合計で530万台を売り上げました。

 

BMW MINIになった背景

20世紀に輝かしい歴史を残したミニクーパーですが、台所事情はよろしくありませんでした。

最も販売台数を伸ばした1960年代ですら、ミニの売り上げは、実はほとんど利益に結びつかなかったそうです。

理由はとてもシンプルで、そして深刻です。

ミニは、車両の本体価格よりも製造原価の方が高かったんです。

引用元:https://www.mini.jp

英国王室御用達。品質最優先で生産が続けられたミニ。

パワートレイン系が複雑で、一台を組み立てるためのコストがかかりすぎていた割には、値段を上げられなかったらしいです。

合理主義の経営者のレナード・ロード会長ですら、革新的なデザインを持つミニの製造ラインは合理化出来なかったのか、もしくは、あえてしなかったのかもしれません。

また、ミニの売り上げは良くても、BMO社のその他の車の売れ行きはさっぱりでした。

そのためミニを最初に開発したのはBMOなんですが、その後他の自動車メーカーと合併したり、時にはイギリスに国営化されたり、また逆に民間に戻されたりしました。

ミニを販売していた会社の変遷を簡単に示します。

BMO→BMH→BLMC→BL Ltd→オースチン・ローバーグループ→ローバーグループ。

このように、ミニの販売元となる会社はコロコロ変わり、かなり時代に翻弄されました。

ミニを生産していたブランドはオースチン・ミニ、モーリス・ミニからローバー・ミニに変更され、ミニの生産権を失ったオースチンブランドは今では中国企業が所有しています。

ミニの販売元となる会社はコロコロ変わり、かなり時代に翻弄されました。

最終的には1995年にBMWがローバー社を買収しましたが、その時には既に莫大な赤字があったとの事です。

BMWは買収してすぐにニューミニの開発に取りかかります。

それと同時に、クラシックミニの特別仕様車を次々と発表しました。

そして買収から5年後の2000年、BMWは旧ローバー社の自動車ブランドをミニ以外、全て手放します。

ちなみにこの時のBMWの社長は、ミニクーパーの生みの親、イシゴニスさんの甥にあたる人でした。

 

ミニクーパー人気の秘密

引用元:https://www.mini.jp

BMW製のミニは全車種の合計ですと、2016年から2018年まで3年連続で1位をキープしています。

同じ復刻車であるニュービートルが2019年で生産中止が発表されている中、なぜミニは大きなモデルチェンジが無くても20年近く好調を保っているのか、要点を書いていきます。

 

1.ミニらしさが貫かれている

日本でクラシックミニの販売台数が一気に伸びたのは、1983年の事。

オースチン・ローバージャパンという日本企業が発足し、輸入・販売を手がけた時からでした。

ホンダをはじめ、日本の自動車メーカーは傾きかけた英国ミニの発売元を何度か支援もしており、1990年にはミニの販売台数は本場のイギリスよりも大きくなりました。

この頃ではすでにミニの誕生から30年経っており、その当時ですら日本でのミニの印象は(クラシックでかわいいデザイン)というものでした。

つまり、日本においてはミニは始めから(クラシックでコンパクトで、オシャレな車)だったのです。

BMW社はニューミニを開発する時に、2つの案を持っていたそうです。

1つは、クラシックミニをモチーフとした、今のようなデザインにするという案です。

もう1つは、全く違う形をしたミニの案。

本国イギリスでは後者の、全く違うデザインにするような案の方が優勢だったらしいです。

イギリスでは40年前の誕生時からかなりの台数が販売されている事もあり、(この形はもう飽きられているのではないか)と考える人が多かったらしいですね。

しかし、結局は日本市場が好むミニの形を優先し、クラシックなデザインにする事を決めました。

このデザインの完成度は非常に高く、(ミニは好きだけど旧車は敷居が高くて手を出しづらい)と考えていた層の心をつかむ事ができました。

また、旧ミニから乗り換えを決意したオーナーも多数いたようです。

長年ミニに乗ってきたオーナーですら納得させるミニの出来栄えは、デザインだけでなく、開発思想やコンセプトまでしっかりと受け継いでいたからです。

もともとのクラシックミニのデザインそのものが、細かな部分まで理由と意味があり、必然的にあのデザインになったと言えます。

ですからあの特徴的なスタイルをモチーフにして最新の車を作ろうとした場合でも、邪魔になるものがほとんどなく、むしろ好都合に働いたのでしょうね。

 

2.最新の技術が詰め込まれている

クラシックのミニは2000年に生産終了するまでパワステは一度も装備される事がなく、また英国仕様のミニはエアコンすらありません。

夏に車庫入れする時は、必ず汗だくになったものでした。

ニューミニの利点は、このような旧車ならではの苦労を感じる事なく往年の名車に乗れるというだけではありません。

最新の安全装備・快適装備がコンパクトなボディに詰め込まれています。

カメラで車間距離を監視し、ブレーキングをアシストする機能、センサーを使って車線からはみ出さないようにする機能や、万が一衝突した場合はドアロックを解除し、ハザードをたいて燃料ポンプを遮断する機能など。

引用元:https://www.mini.jp

ぶつからないようにするアクティブ・セーフティシステムと、万が一の衝突時、ダメージを最小限にとどめるパッシブ・セーフティシステムを併用。

他の車と比較検討した時には全く不利になる要素がないくらい、充実してます。

ただし、日本国内の最新車種に搭載されているようなアシスト機能とは、開発思想が違います。

ミニの公式サイトを見た時に真っ先に目につく文章は、「すべての安全は、楽しさのために。」です。

いわゆる、(オートクルージング)のようなものではありません。

あくまでもドライバーに運転を任せて、ブレーキングやコーナリングを(しくじりそうになった時に)サポートする、というものです。

ですから、ミニのアシスト機能はハンドルを回す腕の力を軽減したりはしません。

コーナリングで外側に膨らみそうになった時に4輪のブレーキ圧を別々に調整し、エンジンの回転を下げ、膨らまないようにコントロールするというものです。

ミニは運転手から走る喜びは奪わない事にしたんです。

ミニを選ぶ人が、ミニに何を求めているのかを理解し、設計にしっかりと落とし込んでいますね。

 

 

3.基本性能と燃費

1959年にジョン・クーパーがミニの開発に協力した理由が、ミニのハンドリング性能の高さでした。

このハンドリング性能はBMWミニにもしっかりと引き継がれています。

ボディの前後左右ギリギリまでタイヤ間の距離を取ることでシートの座面を低くし、後輪にはマルチリンク方式のサスペンションを採用しています。

これによって、ミニが持つ重要なテイストである(ゴーカートのようなハンドリング感覚)が再現されています。

またパワーも最上位のジョン・クーパー・ワークスでは231馬力の4気筒ターボを搭載しており、1,260キロの車体を停止状態から時速100キロまで6.3秒で走らせます。

比較すると、300馬力を持つスバル・レヴォーグよりも0.4秒速い事になります。

また、ミニはもともとオイルショック期に誕生した燃費の良い車でした。

それでもコンディションによりますが、クラシックミニの燃費は13km/lほど。

それに対してBMWのニューミニはグレードによりますが、ガソリン車なら15.8〜20.2km/l、ディーゼル車なら17.9〜23.9km/l。

経済性はさらに進化しています。

 

4.バリエーションの豊富さ

ミニは非常に多くのカラーバリエーション、そしてオプションパーツが存在します。

 

引用元:https://www.mini.jp

公式サイトではボディや屋根の色、ボンネットのストライプやホイールを交換しながら360度車体を回転させて、外見をシミュレートできる。

カラーバリエーションが多いという事は、オーナー自身が色を選ぶ時にイメージしていた色に近いものがあって買いやすいというだけではなく、意外な色のミニが街を走っているのを目にして、購買意欲が高まる事もあり、結局は人気につながります。

2019年現在で選べるボディーカラーは各グレードで10種または11種、ルーフカラーが白と黒とボディ同色の3種。

ボンネットのストライプやミラーや内装まで選べますので、無数の組み合わせが存在する事になります。

またオーディオスピーカーやステアリングなどのパーツを選ぶ楽しさもあり、まるでBTOパソコンを注文する時のようにWEB上で見積もりのシミュレーションをする事もできます。

長い歴史の中でクラシックミニは数えきれなほどのバリエーションを生みましたが、ニューミニは購入する時点でそれに匹敵するほどの選択肢の中から選べます。

 

ミニの車種の紹介と比較

 

2019年現在、第三世代のミニの車種とグレード、モデルをご紹介します。

 

・ミニ3ドア

引用元:https://www.mini.jp

モデル

ワン、クーパー、クーパーディーゼル、クーパーS、クーパーSディーゼル、ジョンクーパーワークス

最もコンパクトでミニらしいミニ。

軽快なミニワンからフラッグシップモデルのジョンクーパーワークスまで揃ってます。

 

・ミニ5ドア

引用元:https://www.mini.jp

モデル

ワン、クーパー、クーパーS

ミニの日本国内での販売台数が大きく伸びたのが5ドア車の出現でした。

それだけ日本人にとっては乗降時の便利さは重要なんですね。

 

・ミニ コンバーチブル

引用元:https://www.mini.jp

モデル

ワン、クーパー、クーパーS

所有欲を完全に満たすならオープンカーという選択肢が最適かもしれません。

30キロ以下なら走行中でも18秒で開閉できるこのコンバーチブルは、オープンカーでは珍しく4人乗りの4シーター。

小さなボディでも4人乗れてこそミニなんですね。

 

・ミニ クラブマン

引用元:https://www.mini.jp

モデル

ワン、クーパー、クーパーディーゼル、クーパーS、クーパーS4WD、クーパーSディーゼル、ジョンクーパーワークス

バックドアが観音開きになるクラブマン。クラシックミニの「エステート」をモチーフにしたこのミニは印象的なミニのフロントデザインを残しつつ、見事にファミリーカーを求める人にも応えた1台です。

 

・ミニ クロスオーバー

引用元:https://www.mini.jp

モデル

ワン、クーパー、クーパーディーゼル、クーパーディーゼル4WD、クーパーS、クーパーS Eクロスオーバー4WD、クーパーSディーゼル4WD、ジョンクーパーワークス

最も大きなミニ、クロスオーバーワゴンです。このモデルだけには(クーパーSEクロスオーバー4WD)という、プラグインハイブリッドが用意されています。

この4WDは前輪をエンジンで駆動し、後輪はモーターで動かす機構を備えています。

一般的なハイブリッド車と同様にそれぞれ得意な速度領域をエンジンとモーターが担当し、時には併用されて動力源になるわけですが、当然モーター使用時にはFRとして、エンジンが回っている時はFFとして走るというユニークな車です。

 

・ミニ エレクトリック(予定)

引用元:https://www.mini.jp

このプラグインハイブリッド車は2019年生産予定です。

 

ミニクーパーオナーの口コミ・評判

ご覧のように数えきれないほどのモデル・グレード、そしてカスタマイズバリエーションが存在し、それぞれに違った感想があると思いますので、ここでは、ミニ・クーパー・5ドアに絞ってその口コミをご紹介します。

 

(外装)

  • 独特なデザインなので好き嫌いはあると思いますが、遠くから見てもミニと分かる何とも言えない雰囲気が好きです。
  • これ以上大きくてはデザインが破綻し、これ以上小さいと車内が狭いと感じるはず。まさにちょうどよいところを突いてきました。

 

(内装)

  • ナビなど最先端な操作性やコックピットのようなデザインは、スポーティ感を求めていた私としてはとても評価が高く、中でもトグルスイッチでエンジンをスタートできるのは、初めて乗った人なら「おぉ~」となってくれて、助手席の方も楽しいと思います。
  • カラフルなイルミネーションが綺麗で、丸がモチーフのデザインは独特な雰囲気があり満足している。
  • 毎日、通勤でLEDの青い光に癒されます。妻などは赤を選ぶことが多いようで、ライトの選択なんていうちょっとしたことを現実的に装備に含めることができるのは大したものだと思います。生真面目なドイツ人が真剣にイギリスの緩さを学んだのだなあと感じます。

 

(走行性能)

  • フルノーマルですが、外車でよく言われるように足は固いと思います。山道もキビキビ走ります。
  • 走行性能としては、売りでもあるゴーカートフィーリング。コーナーをある程度加速しながら回ってもロールしません。この車はタイヤをハイパフォーマンスタイヤへ更新する事で、もっと別の車になると一瞬で感じました。
  • ドイツ車的なカッチリした乗り味で高速でも安定しています。山道ではカーブや急な登りもスイスイ走れて楽しいです。俗に言うゴーカートフィールというのはゴーカートに乗ったことがないのでよく分かりませんが、普通の乗用車から乗り換えてもそれほど違和感を感じることはないと思います。

以上、口コミをまとめてみました。

 

 

総評としては、各サイトのレビューポイントが軒並み高い事(5点満点中4点弱が平均)や、ひどく不満を持ったような口コミは無かったです。

ミニではディーラーでの試乗も積極的にお勧めしているようなので、お時間がある方は一度実車を体験されてみてはどうでしょう?

実は私は7月にカローラスポーツを購入する予定でディーラーの友人に見積もりまで出してもらったのですが、この記事の執筆を通じてミニの魅力に完全にノックアウトされました。

カローラスポーツのGZと値段がほとんど変わらないじゃないか…。

今は(やばい…アイツに何て言って断ろうか…)と頭を悩ませる日々です。

やはり安い買い物ではないですし、購入した車とはその後何年も付き合うわけですから、よく考えて決めたいと思います。

最後、私事で恐縮でした。

皆様ももしディーラーに知人がいらっしゃって車を買う予定があるなら、見積もりを取る前にミニクーパーの試乗をされる事を、心より、強くお勧めいたします。

 

アイキャッチ画像:https://www.photo-ac.com/

 

 

この記事を書いた人

ブルスカ
車のことはあまり詳しくはないのですが、次の車購入の参考になればと思い、勉強を兼ねて
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