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エコカーばかりの世の中で、現在も大人気の国産スポーツカーがランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STIです。
今回は、この2車種の燃費や維持費諸々を含めて徹底比較していきたいと思います
今でも大人気のランエボ7〜9(CT9A)とインプ(GDB)を比較!
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2007_Mitusbishi_Lancer_Evolution_IX_MR_FQ-360_(7776579130).jpg
Spanish Coches [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]
今現在、おそらくランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STIの中古車で1番人気がある世代を比較していきましょう。
燃費
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:ASA_ASA_AutoX_8_01_(7997943467).jpg
Grant.C [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]
ランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STI共に2000ccターボ+4WDということで燃費が悪いイメージがあります。
街乗りでランサーエボリューション(ランエボ)は大体リッター8〜9kmという意見が多いですね。
私の場合だと、街中では、ほとんど3000回転以下で流れに乗れるのでリッター9〜10kmということが多いです。
特に意識して燃費運転をしているわけではないので意外に優秀と思います。
対してインプレッサ(インプ)WRX STIですが、リッター7〜8kmという意見が多いようです。
ランサーエボリューション(ランエボ)よりは燃費は少し悪いようですがこれは、エンジンの出力特性が関係していると思われます。
ランサーエボリューション(ランエボ)の4G63エンジンはロングストロークで低速からトルクがあり、発進からあまり高回転まで回すことなく流れに乗ることができます。
実際に最大トルクの発生回転数は3500rpmと低いです。
インプレッサ(インプ)WRX STIのEJ20エンジンはショートストロークエンジンで高回転型のエンジンです。
実際に最大トルクの発生回転数は4400rpmとなっていて、高回転型エンジンのRXー7のロータリーターボの5000rpmには及びませんがなかなかの高回転型です。
結局のところ、スポーツカーに乗ったからといって街乗りで常にレッドゾーンまで回す人はほとんどいません。
こうなってくると燃費に関しては低回転で運用する方が確実に有利になり、このような結果になっているようです。
パワーの出方に関しては個人の好みの部分が大きいので、一概には言えませんがランサーエボリューション(ランエボ)は低回転からグッと押し出されるようなトルクが魅力のエンジンで、インプレッサ(インプ)WRX STIは回転に応じてパワーが付いてくるNAよりの特性が魅力と言えるでしょう。
税金関係
ここでは自動車税と自動車重量税に分けてお伝えします。
自動車税
ランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STI共に2000cc以下のカテゴリーとなります。
しかし、2019年の場合ですと2006年3月31日以前に新車登録された車は重課税となります。
ランサーエボリューション(ランエボ)の場合はランサーエボリューション(ランエボ)7、8は45400円、ランサーエボリューション(ランエボ)9は年式により39500円の車両もあります。
インプレッサ(インプ)WRX STIの場合は通称鷹の目と言われる最終型の一部をのぞいて45400円、鷹の目の年式により39500円となっています。
この重課税は、新車のエコカー減税などに充てられるというなんとも腑に落ちない話ですが、ノーマルでも280馬力、トルク40キロ近くを出すエンジンで2000ccカテゴリーというのも他のハイパワーエンジンからすれば破格だったので、初めから2500ccクラスの税金だと割り切るのもいいかもしれませんね。(2500ccと考えて十分すごいパフォーマンスのエンジンですが)
自動車重量税
ランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STI共に1500kg以下のカテゴリーです。
2006年3月31日以前の登録車は重課税で34200円となっています。
それ以降の場合は24600円となっています。
※自動車重量税は車検時に支払うことになるので2年間の金額になります。
大体自動車税と同等の重課税となっています。
消耗品関係
ここからは消耗品であるタイヤ、オイル、点火プラグ、タイミングベルトについてご紹介します。
タイヤ
一番にあげられるのはタイヤだと思います。
当然、インチアップや、ハイグリップタイヤを選べば値段は上がっていきます。
今回は、ランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STI共に純正サイズのタイヤの値段を紹介しています。
純正のタイヤサイズは235/45/17です。
この235サイズは結構マイナーなサイズで225や245と比べて少し銘柄が少ないです。
通販などでタイヤを買う場合は最低の価格は4000円くらいからあります。
流石に性能を考えるとランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STIには厳しいので一本9000円位のアジアンタイヤが最低ラインかなと思います。
私の場合は、ハンコックの9000円くらいのタイヤですが問題なく使えています。
グリップは有名どころには負けますがそこそこいけます。
耐久性は1年1万キロくらい使用していますが、まだまだ目が残っています。
あと1年は余裕でいけると考えると、タイヤ4本で36000円、持ち込み交換費用8000円として46000円、2年持つと考えると年間は18000円くらいでしょうか。
ランサーエボリューション(ランエボ)、インプレッサ(インプ)WRX STI共に重量や駆動方式は同じなのでそこまで差は出ないと思います。
唯一、ランサーエボリューション(ランエボ)は横置きエンジンベースでフロント側が重いのでインプレッサ(インプ)WRX STIよりはタイヤローテーションには気を使った方がいいかもしれません。
オイル関係
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:CSCC_Rally-x_IMG_2731_(4434534878).jpg
Grant.C [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]
オイル関係は、一般的な乗用車よりもマメに交換する必要があります。
特にエンジンオイルは、3000kmか半年毎での交換が理想です。
最高でも5000km毎に交換してください。
5w-40くらいの粘度のオイルが基本で、車のコンディションや気温などで変化をつけてもいいと思います。
ご参考:https://oft.jp/eco/aboutoil/
中古車の場合は、以前のオーナーの交換頻度がわからないことがほとんどです。
ですから購入後、乗り始めて一回目ぐらいは添加剤などでエンジン内を洗浄してみてもいいかもしれません。
ランサーエボリューション(ランエボ)とインプレッサ(インプ)WRX STIの場合は、インプレッサ(インプ) WRX STIの方がオイル関係にはシビアになる必要があります。
ボクサーエンジンという特殊な形状のため、エンジンオイルに求められる性能も高くなっています。
ボクサーエンジンはピストンが地面に対して水平に動くためにピストンの下側のみに重力がかかります。
そうなると下側は重力によりシリンダーとのクリアランスが狭まり、逆に上側はクリアランスが広がるということが起こります。
そのクリアランスを埋めるのがエンジンオイルとなるので高い密封性が求められ、性能の低下による圧縮低下を防ぐためにも早めの交換が必要となってきます。
両車とも、エンジンオイル、ミッションオイル、トランスファーオイル、デフオイルを定期的に交換する必要がありますが、ランサーエボリューション(ランエボ)の場合はAYCのフルード(オイル)の交換が追加されます。
オイル関係は、性能や効果がわかりずらいこともあり値段はピンからキリまであります。
自分の利用状況に応じたオイルを使うのが理想ですが、最低でエンジンオイルは全化学合成オイルをお勧めします。
大体、安いものではエンジンオイル4リットルで5000円くらいからでしょうか、年2回交換で10000円くらいです。
年10000円をケチるとエンジンオーバーなど後で高く付くのでケチらないようにしましょう。
点火プラグ
プラグは、ロータリーエンジンほど神経質になる必要はありませんが、定期時に交換が必要です。
プラグ交換はランサーエボリューション(ランエボ)ならボンネットを開けて交換するだけです。
一方、インプレッサ(インプ) WRX STIはボクサーエンジンなので左右に2本ずつ付いており作業性も悪いのでショップなどに出すと工賃がかかってきます。
タイミングベルト
ランサーエボリューション(ランエボ)、インプレッサ(インプ)WRX STIの両車種に共通する大物交換部品といえばタイミングベルトです。
基本的にタイミングベルト交換は周辺のプーリーやウォーターポンプなども一式で交換します。
ランサーエボリューション(ランエボ)の場合は9万円ほど、インプレッサ(インプ)WRX STIの場合は13万ほどが相場のようです。
さっきから、出てくる通りボクサーエンジンの構造上割高になってしまいます。
基本的には10万キロで交換ですが、年数的にも距離は無視して一度は交換した方がいいと思います。
一度一式交換すれば10万キロですので、年間でいえば1万円前後ということになります。
タイミングベルトが切れた場合はほぼエンジンブローとなりますので確実に行いたいところです。
維持費以外でのランエボvsインプ
ランサーエボリューション(ランエボ)、インプレッサ(インプ)WRX STIの両者ともにラリーに起源をもつ車であることはよく知られています。
やはり、両車の戦いの舞台はラリーで始まりました。
1993年に初代ランサーエボリューション(ランエボ)がデビューし96年から99年は4年連続マニファクチャラータイトルを獲得、インプレッサ(インプ)WRX STIは95年から97年の3年連続マニファクチャラータイトルを獲得しました。
華々しいメーカー直系のレース活動もレギュレーションや不祥事、社会情勢などで撤退を余儀なくされ国際規格でのランサーエボリューション(ランエボ) VS インプレッサ(インプ)WRX STIというのは見ることがなくなりました。
しかし、世界のプライベーターたちがサーキットやラリーで使用する機会は多く最新のGTーRやヨーロッパスポーツカーなどと未だに一線で勝負しています。
これからも、毎週どこかで行われるレースイベントでランサーエボリューション(ランエボ) VS インプレッサ(インプ)WRX STIは続いていくでしょう。
ランエボとインプを比較してみて
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mitsubishi_Lancer_Evolution_VIII,_Bangladesh._(37445909974).jpg
Shadman Samee from Dhaka, Bangladesh [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)]
今回、色々と比較してみて感じたことは実用性ならランサーエボリューション(ランエボ)、スポーツ重視ならインプレッサ(インプ)WRX STIということです。
ランサーエボリューション(ランエボ)はハイパワーエンジンとはいえ、直列4気筒エンジンはいい意味でどこでもあるエンジン形式なので、DIY整備もある程度可能です。
また低速トルクが豊富で街中も楽に運転できますが、逆にいえば高回転まで回す楽しみは少ないです。
インプレッサ(インプ)WRX STIの場合は、エンジンが特殊なため整備関係もすこし余分な費用がかかってきます。
高回転志向のエンジンはどうしても燃費が悪くなりますが、回す楽しみがあります。
スペック的にも、誕生の理由もよく似ている2車種ですがキャラクターの違いは大きいです。
そのキャラクターの違い維持費にも現れていると思います。
個人の好みになってきますが、私の場合はスポーツカーは好きだがいつも高回転まで引っ張るような走りは求めていません。
だからこそ、私にはランサーエボリューション(ランエボ)が合っていると思っています。
どちらかを選ぶときは、自分の性格や好みをよく考えて選んでみてください。
最高の一台が見つかることをお祈りしています。