CX-8 vs ヴェルファイア徹底比較！車中泊の乗り心地はどっちが良い？

CX-8 vs ヴェルファイア徹底比較！車中泊はどっちが良いのか調べました。

さて今回は、フラッグシップモデル対決です。マツダのクロスオーバーSUVのCX-8と、トヨタの最上級ミニバンであるヴェルファイア。

ブームとなっているオートキャンプを、車の購入を機に始めてみたいという声も多いと聞きますから、ここでは車中泊するならどちらが良いのか？を紹介していきます。

CX-8 vs ヴェルファイア燃費を比較

引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

ディーゼル車も展開するCX-8と、ハイブリッドのグレードがあるヴェルファイアですが、見るからに燃費が悪そうなサイズ感ですよね。

早速、気になる燃費と実燃費の口コミを見ていきましょう。

CX-8は、ディーゼル車が2200ccとなり、ヴェルファイアはハイブリッド車が全グレード2500cc、ガソリン車はグレードにより2500・3500ccに分かれます。

CX-8は2500ccのレギュラーガソリン仕様ですと、12km/Lと良くないですね。

対するヴェルファイアも、3.5Lですとカタログ燃費でも10.4km/Lと、恐ろしい数値になります(^_^;)

では実燃費はどうでしょう？口コミからの平均値で紹介します。

CX-8

引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

2.2Lディーゼル・・12～13km/L

2.5Lガソリン・・・9km/L

ヴェルファイア

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

2.5Lハイブリッド・・15km/L

2.5Lガソリン・・・・8～9km/L

3.5Lハイオク・・・・5～6km/L

CX-8のディーゼル車は、このクラスのSUVなら納得できる数値ではないでしょうか？経済的なのはもちろん、走りの力強さが人気となっています。

また、高速道路なら16km/L走るという口コミも多数でしたよ。

その他、悪路の走行性能として、路面状況とタイヤのスリップ等を検知し、トルクを制御する『i-Active』も搭載。

河原などのオフロードを走り抜けてキャンプをするのも問題ありません。

ヴェルファイアは……もうこの車は燃費を気にするような人が乗る車じゃないですから！

最高級ミニバンであり、最高の居住性と最高な乗り心地が売りですからね(^^)

ガソリン車でも、車内の静粛性はずば抜けて良いと評判です。

引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

また、車重が2トンありますから、2.5Lですと走りが重いという口コミが多いですよ。

人を多く乗せる機会があるならば、3.5Lをおすすめします。

ちなみに、ハイブリッドの売上比率は全体の10%と、意外と売れてはいません。

ガソリン車と比べて100万円高いのも影響していますよね。

さて、ここまで燃費を見てきました。

数値だけ見ればヴェルファイアのハイブリッドが一歩リードしていますが、販売比率もふまえ、ここはCX-8に軍配を上げさせてもらいます。

だって、ハイブリッド以外の実燃費がアメ車並みなんですもん(笑)

CX-8 vs ヴェルファイア室内空間はどっちが広い？

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

まず、外観サイズがそう変わらない事にビックリしましたけど、そうなると室内サイズが気になってきますね。

最高級SUVと最高級ミニバンの勝負、早速見ていきましょう。

ここで差がつきましたね。

ただし、数値で見ると劣るCX-8ですが、一般的なミニバンに負けない位の寸法なんですよ！

SUVとしてはトップクラスの広さですし、3列目も広いと満足しているユーザーが多い車種。

それよりも、ヴェルファイアが敵なしの広さだと思ってませんか？

実はステップワゴンやセレナの方が室内長はあるんです！ビックリしません？

まあ、室内幅や高さを総合すれば、ヴェルファイアの方が広いですけどね。

引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

またシート設計ですが、CX-8は大人が全席を座る想定で作られており、座面も1人当たりが広く作られています。

ロングドライブで疲労に差が出るでしょう。足回りも余裕がありますよ。

ヴェルファイアは、7人乗り仕様ですと、2列目はキャプテンシートとなり、両肘に肘掛けもあります。

更にオットマンもついてますから、もう車のシートを越えてウン十万のマッサージチェアのよう(笑)

まだありますよ！2列目は前後に1160mmのロングスライド機能をもち、男の憧れ『リムジン風』に!!

小さなお子様がいらっしゃれば、手前にスライドする事で、手の届く距離にもなります。

とても使い勝手の良い機能となっていて、これがヴェルファイア1番人気のシートアレンジです。

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

また、3列シート車ですから、必然的に荷室は狭くなっていますが、CX-8は3列目を前に倒し、ヴェルファイアは両サイドにチップアップする事で荷室を広げる事ができます。

さて、ここまで見て頂きましたが、まだまだ細かく紹介したい事はありますが、書ききれないので、ここでやめておきます(笑)

そして、室内空間の広さは予想通りヴェルファイアの勝ちです！

CX-8 vs ヴェルファイア『フルフラットさ』比較

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

さあ、それでは1番重要なフルフラット機能について見て行きますよ！

CX-8

引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

2列目と3列目を前に倒す事でフルフラットになります。

気になる程の傾斜はありませんが、シートの境目などに隙間があります。

薄手の布団を1枚敷いてもらえれば、すぐに寝られるレベルです。

そしてここからがポイント！

7人乗り仕様ですと、2列目のシート間にコンソールがあるために、フルフラットに展開してもコンソールだけは固定のため、山となってしまいます。

ですから、車中泊をするならば2列目がベンチシートとなる、8人乗り仕様がおすすめ。

これで出来るスペースは2320mmとなり、大人2人なら余裕をもって寝られますよ。

ヴェルファイア

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

こちらは対照的に、2列目と3列目を後ろに一杯まで倒してフルフラットにします。

シート形状がそのまま寝床となるため、凹凸がありそのままでは残念ながら、体が痛くて寝られません。

固めのマットなど、凹凸が伝わらない物を敷いた方が良いでしょう。

またこちらは、7人乗り仕様ですと2列目に肘掛けがありフラットにはなりませんので、8人乗り仕様を選んで下さいね。

折角の高級イスが、ここでは仇となります。

これで出来るスペースは2330mmとなり、大人2名なら余裕で、プラス小さなお子様2名でも寝られるでしょう。

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

さて、フルフラットさの比較ですが、シートを倒しただけの状態で比べたら、CX-8に軍配が上がります。

ただし、今は車種別設計のマットシートもありますので、これを使うとなるとどちらも凹凸のないフラットスペースに。

そうなれば奥行きも幅もあるヴェルファイアの勝ちになります。

私でしたら、夫婦2人ならCX-8、子供が産まれて一緒に行くようになればヴェルファイアといった所ですね。

CX-8 vs ヴェルファイア車中泊比較まとめ

引用先：https://toyota.jp/vellfire/

いかがでしたでしょうか？

やはり予想通り、車中泊をするならヴェルファイアが良いですね！

しかし、広さで劣るとはいえ、オフロードメインの車中泊ならば、SUVであるCX-8が活躍します。

まず、車のタイプが違いますから、車中泊をするのが平地なのか山なのか、それとも川なのか、ここがまず重要ですね。

どちらも金額の高い高級車ですから、広さだけではなく、しっかり車の特徴も踏まえて検討して下さい。

アイキャッチ画像引用先：https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

アイキャッチ画像引用先：https://toyota.jp/vellfire/