オービスの光り方は何種類？通知が来ない理由と対処法を解説！

オービスの光り方は何種類あるかご存知でしょうか？

オービスが光った気がするけれど、本当に光ったのか？と不安になってしまうことがありますよね。

また、オービスが光ったのに通知が来ない…といった経験をしたこともあるのではないでしょうか？

高額な罰金を請求されることを考えると、どうしてもこわくなってしまいますし、どうしたら良いのかと悩んでしまいますよね。

そこで、オービスの光り方の種類やオービスが光ったのに通知が来ない理由、どう対処したら良いのか、などを詳しくお伝えしていきます。

オービスが光ると不安に感じてしまいますが、この記事を参考に対応していくようにしましょう。

オービスの光り方は何種類？

オービスの光り方を理解するために、まずはオービスの種類から理解していきましょう。

具体的なオービスの種類には、

• レーダー式のオービス
• ループコイル式のオービス
• Hシステムのオービス
• LHシステムのオービス
• 移動式のオービス
• 新型の小型オービス

などがあります。

最初に、これらのオービスの違いから説明していきましょう。

まず、「レーダー式のオービス」は、昔からあるため一番馴染みのあるオービスといえます。

このオービスの特徴は、名前の通り、レーダーを発射してそのはね返りから車の速度を判断するものです。

また、「ループコイル式のオービス」の特徴は、道路に埋められているループコイルを使って、車の速度を調べる方法を取り入れています。

そして、「Hシステムのオービス」は、レーダー式と同じ方法で車の速度を調べるものの、常に通信されておりデータを管理されているのが特徴です。

「LHシステムのオービス」は、「Hシステム」と「ループコイル式」を組み合わせたオービスで、写真のデータをデジタル管理しているのが特徴です。

そのほか、「移動式のオービス」は、交通安全期間などに警察官が持ち出して抜き打ちでスピード違反の取り締まりを行うときなどに使われます。

ほかにも、最新式の「新型の小型オービス」は、これまでのオービスのデメリットである大型で設置や撤去が難しい点を補ったものです。

オービスの種類はこのようにたくさんあるのですが、基本的にオービスは光り方が赤いのが特徴です。

しかし、オービスの中には、光り方が目立ちにくいものもあり、光ったかどうか分かりにくいものもあるのです。

オービスの光り方が目立たない理由

オービスの光り方があまり目立たないものは、「LHシステムのオービス」です。

なぜ、「LHシステムのオービス」の光り方が分かりにくいかというと、レーダー式のオービスではないためなんですね。

「LHシステムのオービス」は、先ほどもお伝えした通り、証拠となる写真をデジタル管理しています。

そのため、「LHシステムのオービス」では、フラッシュが光らない仕組みとなっているんですね。

そのほか、オービスが白や黄色に光ると感じる場合があります。

しかし、これはガラスや標識などが反射することで、オービスが光ったように感じられることが多いのです。

また、これは明るい昼間だけ反射するわけではなく、夜間でもライトの光が反射することで、オービスが光ったように勘違いしてしまうこともあります。

それ以外にも、かなりスピードを出しているとオービスが白や黄色に光ったように感じることもあるようです。

ですが、基本的にオービスの光り方は一種類で、赤く光ってスピード違反を認識させるという役割をもっています。

しかし、オービスが赤く光ったのにも関わらず、通知がなかなか来ないと感じることはないでしょうか。

次に、オービスが光ったのに通知が来ない理由について、お伝えしていきましょう。

オービスが光ったのに通知が来ない理由

オービスが光ったのに通知がなかなか来ない…そんな時は毎日ビクビクして過ごしてしまいますよね。

しかし、オービスが光ったのに通知が来ないのには理由があります。

まず考えられるのが、通知を送るまでの処理に時間がかかっていることです。

オービスが光った場合のスピード違反の通知は、早いと二日から三日程度で届くことがあります。

この場合は、デジタルで証拠写真を管理している「LHシステムのオービス」によるものが多いです。

これは、「LHシステムのオービス」がデジタルでデータを処理しているので、時間がかからずに通知を送ることができるからなんですね。

ですが、処理に時間がかかっている場合は、スピード違反の通知が届くまでに二ヶ月から半年程度の時間がかかってしまうこともよくあるのです。

このデジタル以外の処理の場合、オービスのフィルム回収から写真の確認などの工程に時間が取られてしまいます。

そのため、どうしても通知が届くまでに時間を要してしまうのです。

また、オービスの画像は100%完璧とはいえず、写真に写っているナンバーや運転手の顔、車の所有者などの確認に時間がかかってしまうこともあります。

特に、レンタカーを利用している最中に、オービスを光らせてしまった場合には、違反者の特定までに時間が長くかかってしまうことがあります。

そのほか、通知が届くまでに時間がかかっているわけではなく、実際に通知が来ない場合もあります。

それはどのような場面かというと、スピード違反をした人物がはっきりと特定できない場合です。

また、オービスのフィルムが切れていて撮影ができていなかった、ということもあるようです。

先ほどもお伝えしたように、オービスの画像は完璧ではないため、このようなレアケースも発生するのですね。

ほかにも、前項でお伝えしたように、オービスが光ったと思ったが光やライトが反射しているだけで実際はオービスが光っていなかった、という場合もあるでしょう。

いずれにしても、オービスが光ってから半年以上経過していない状態では、いつ通知が届くかわかりません。

オービスが光ったのに通知が来ない場合にどうすべきなのか、対処法を確認しておきましょう。

オービスの通知が来ない場合の対処法

オービスの通知が来ない場合は、通知が届くまで基本的に待つことになります。

いつ通知が届くのかと不安に過ごす毎日が続きますが、これは致し方ないことであるといえるでしょう。

オービスを光らせてしまったことを肝に銘じて、安全運転を心がけるようにして待つしかありません。

しかし、オービスが光った後のスピード違反の通知がなかなか来ない場合、一点だけ注意しておくべきことがあります。

それは、免許証や車検証の住所変更ができていなかった場合です。

この場合、警察の方であなたの住所を把握できていないために、通知が来ないことになります。

しかし、このケースの問題点は、スピード違反の罰金から逃れるためにわざと住所変更届を出していない、と警察に受け取られてしまうことです。

警察や裁判所がそのように判断すると、当然のことながら罪は重くなります。

また、住所変更届を出していなかったとしても、必ず所在は突き止められてしまいます。

これは、時間がかかっても100%逃れられることはありません。

そのため、オービスが光ったのにも通知が来ない場合の対処法としては、住所変更届を出し忘れていないかをまず確認しましょう。

その上で、住所変更届を出していないことに気が付いたら、迅速に対処することが必要です。

わざとでは無かったにしろ、そのように警察や裁判所に受け取られてしまってはマイナスでしかなく、絶対に逃げられるわけではないのです。

そのため、もし思い当たるところがあるのなら、すぐに対処するようにしてくださいね。

そして、今後オービスを光らせないためにも、交通事故を防ぐためにも安全運転を心がけて運転するようにしましょう。