タイヤメーカーランキング発表！一番売れているタイヤはどれ？

車のタイヤは、どれも同じメーカーのものではありません。
国内ではブリジストン、ヨコハマタイヤあたりが有名ですが、これらのタイヤメーカーは全体で見たときにどれぐらいのシェア率を誇っているのでしょうか？
今回はタイヤメーカーランキングと、各タイヤメーカーの特徴をご紹介したいと思います。

タイヤメーカーランキング 一番人気は？

では、早速タイヤメーカーランキングを発表したいと思います。
今回はベスト5までとし、上位3位まではおすすめのタイヤもあわせて紹介していますのでぜひ参考にしてください。
1位 ブリジストン

引用：https://www.bridgestone.co.jp/

堂々の1位に輝いたのは日本を代表するタイヤメーカーであるブリジストンです。

国内だけでなく世界でもシェアを獲得し続けている誰もが認めるタイヤメーカーですね。

タイヤ以外の事業も手がけており、タイヤ以外の事業からの収益は売上の1、2割程度となっています。

ブリジストンのタイヤは「一般タイプ」「スポーツタイプ」があります。

一般タイプは、以前まではメリットとデメリットがハッキリしているモデルが多かったですが、近年はバランスの取れた設計に移行されており、より技術力が増しているのが見て取れます。

恐らく、トーヨータイヤと提携したことで技術協力を得たことが大きいですね。

ブリジストンの一般タイプのタイヤで代表的なものは以下の3つです。

【レグノ】

引用：https://www.bridgestone.co.jp/

王者を意味するレグノは、ブリジストンが持つ技術を余すところなく集約させたプレミアコンフォートタイヤです。
直進安定性、ウェット・ドライ性能、燃費性、耐摩耗性、静粛性、快適性、すべてにおいて優れた性能を発揮するベストバランスです。
レグノでは、コンパクトカー・軽自動車専用・ミニバン専用の3モデルのライナップとなっています。
【エコピア】

引用：https://www.bridgestone.co.jp/

エコピアの特筆すべきは低燃費性です。
低燃費タイヤと言えばエコピアと言われるぐらいお馴染みですね。
また経済的なタイヤというだけでなく、長く使い続けられて雨の日でも安心感がある安全性も高いタイヤです。
ラインナップには電気自動車専用タイヤもあり、新車装着率の高いタイヤでもあります。
【ブリザック】

引用：https://www.bridgestone.co.jp/

優れた氷雪上性能に加え、静粛性とライフ性能も文句無しのスタッドレスタイヤ。
ドライ性能とウェット性能も優れており、雪があまりふらない地域やサマータイヤでは不安な場所でもいかんなく力を発揮してくれると定評があります。
スポーツタイプは、ハイグリップ、優れた高速安定性が特徴のタイヤです。
価格は高めですからコスパは良くないですが、スポーツ走行を楽しみたい方におすすめですね。
【ポテンザ】

引用：https://www.bridgestone.co.jp/

ブリジストンを代表するスポーツタイヤがポテンザです。
高次元なドライ＆ウェット性能は、優れた操舵性を実現し、FAなどのモータスポーツでも展開しているので、世界的に有名です。
ポテンザでは3モデルのライナップで、サーキット走行でそのまま使えるだけの性能を持ったタイヤもあります。
2位 ミシュラン

引用：https://www.michelin.co.jp/auto/

ミシュランはヨーローッパ・フランスのタイヤメーカーです。

世界初、ラジアルタイヤを開発したメーカーでもあり、レストランガイドの権威を築き上げた会社でもあります。
ミシュランマンはお馴染みのキャラクターとして、世界中に広く認知されていますね。

バランスの良いタイヤで際立った特徴はないですが逆に欠点もないことから高い信頼を得ています。

ミシュランタイヤのメリットは「欠点がない」「ロングライフ」の2つです。

どのタイヤでも水準を超えたタイヤを開発しており、バランスが良く安定性に優れています。

また、摩擦力に優れており耐久性が高く、環境にも配慮されています。

逆にデメリットは値段が高いことです。性能が高いと言うだけあり、価格は他のタイヤメーカーに比べると高額です。

ただ、長く使えることを考えるとむしろコスパは良いという見方もできますね。

【PRIMACY 3】

PRIMACY3は、接地面形状を広くし足元をガッチリとサポートしてくれます。

また、レースによって磨かれた技術でカットしたブロックエッジを採用することでブレーキを効率化し、路面を選ばず安定した走りをキープします。
路面が濡れていても変わらない性能をPRIMACY3にはフルシリカコンパウンドを導入し、路面の状況にかからず変わらない性能を発揮し、快適な走行感を得ることができます。

たとえ、路面が濡れていても快適性は損なわれないのだから凄いですよね。
【PILOT SPORT 4】

引用：https://www.michelin.co.jp/auto/

運転の楽しさを走りから直感的に感じれるのがパイロットスポーツ4です。レスポンスが良く優れた操作性、加えて熱耐性も良いので強度は高いです。
走りの楽しみは損なわず安定感も欲しいという方におすすめのタイヤです。
【ミシュランエックスアイス】

引用：https://www.michelin.co.jp/auto/

ミシュランエックスアイスは、走るより止まることに重きを置いたタイヤです。
ミシュランエックスアイスの開発は、北海道の特別豪雪地帯に指定険しい冬となる士別市で行われました。
厳しい気候で幾度も繰り返されるテストにより、どんなに寒いとこでもがっちり止まれるタイヤが誕生したのです。
3位 グッドイヤー

引用：https://www.goodyear.co.jp/

アメリカでのシェア率が高いタイヤメーカー、それがグッドイヤーです。
その歴史は110年以上にものぼり、靴に羽が生えたロゴは有名ですね。
今回のランキングもそうですが、グッドイヤーは世界でもトップ3のシェアを誇る人気ぶりで、多くの方から支持されています。
グッドイヤーのタイヤの特徴は、耐久性の良さと優れた燃費性能です。
グッドイヤーはアメリカで設立された会社ということで、恐らく現地では長い距離を走る必要があるという事情が関係しているのでしょう。
日本では、SUV、ピックアップトラックに採用されることが多く、年間の走行距離が10,000km以上などんがい距離を運転する人におすすめのタイヤです。
【Vector 4Seasons Hyblid】

引用：https://www.goodyear.co.jp/

スタッドレスタイヤの弱点はドライ・ウェット環境に弱い、サマータイヤは積雪に弱い。
Vector 4Seasons Hyblidは、この両方にしっかり対応してくれるトータルバランスが優れたタイヤです。
季節が変わる度にタイヤを交換せずに済み、1年を通して安心して使用できます。
そのため、夏用と冬用それぞれのタイヤを用意しなくて済むのが魅力でもありますね。
【EAGLE RS SPORT S-SPEC】

引用：https://www.goodyear.co.jp/

サーキットでも使用可能なスポーツタイヤ。
耐摩耗性が高く、普段使いでも長持ちするのが魅力です。
スポーツタイヤは快適性こそありませんが、速く走る快感を得たいのであればやはりスポーツタイヤを選びたいところ。
グリップ強化剤を加えているので、より一層スポーツ走行を楽しめますよ。
【E-Grip ECO Hybrid EG01】
グッドイヤータイヤの中でも経済性のあるタイヤ。
軽自動車やセダンとの相性がよく、予算は抑えたいけど長く使えるタイヤを選びたいという方におすすめです。
発熱を制え転がり抵抗が低減されることで、タイヤの耐久性と燃費性能の向上に貢献してくれます。
4位コンチネンタル

引用：https://www.continental-tire.jp/car

コンチネンタルは、ヨーローッパの新車装着率ナンバーワンのタイヤメーカーです。
純正で装着されているものも多く、近年は他事業も幅広く展開しています。
悪路走行性も高いことからアメリカでも評価が高いです。
5位 ピレリ

引用：https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage

イタリア・ミラノに本社を構える自動車メーカーです。

F1グランプリで公式タイヤとなっているので、F1好きにはおなじみでしょう。

インテル・ミラノのスポンサーでもあるので、サッカー好きの方のなかには名前を聞いたことがあるという方もいるでしょう。

タイヤは1種類じゃない！知っておきたい各種タイヤの特徴

車のタイヤは大きく分けて3種類（夏タイヤ）あります。
それぞれ走行するシーンによって最適なタイヤがあります。
・コンフォートタイヤ（プレミアムタイヤ）
乗り心地、静粛性を重視したタイヤがコンフォートタイヤです。
柔らかみがあり、剛性は低いので燃費性能とグリップ性能はそこまで高くないです。
・エコタイヤ（低燃費タイヤ）
転がり抵抗を小さくし、省燃費性を高めるタイヤです。
コンフォートタイヤよりも乗り心地は固いですが、道路との摩擦を減らすことで転がりやすくしている特徴があります。
・スポーツタイヤ（ハイグリップタイヤ）
グリップ力の高いタイヤです。
走りにこだわりたい方向けです。
主に加速やブレーキの際に性能を発揮してくれます。

車にあったタイヤを選ぼう！

以上、タイヤメーカーランキングでした。
誰もが聞いたことのある知名度の高いメーカーもあれば、あまり聞いたことのないメーカーもありましたね。
タイヤと一口に言っても数多くのメーカーがあり、ブランド力だけでなくそれぞれ力を入れているジャンルも様々です。
そのため、各メーカーでどんなタイヤがあり、どんな特徴があるのか、どんな車種やシーンに最適なのきちんと理解してタイヤ選びの参考にしてください。