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SUBARUの人気車種であった『レガシィツーリングワゴン』の後継モデルとして、2014年より販売が開始されたSUBARU『レヴォーグ』。
そのボディサイズ、ラゲッジスペース、エンジンパワー、そして『アイサイト』という安全機能の充実性から未だに人気が衰える事はなく、年次改良を繰り返しパッケージングをさらに充実させた。
今や、SUBARUの主力車種として絶対に欠かせない存在となった『レヴォーグ』を、改めて見てみよう。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html
”使いやすさ”を重視したボディサイズ
大ヒットとなった歴代の『レガシィツーリングワゴン』のシリーズは、どれも日本の交通事情にマッチしたボディサイズと、広々として使いやすいその積載スペースが特徴的だった。
その後継モデルとなったレヴォーグは、少しばかり肥大してしまった5代目レガシィツーリングワゴンのボディサイズよりも、全長/ホイールベースを100mm短縮し、全高を50mm低くした。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
最適値となったボディは走行時の安定性を向上させ、SUBARU自慢の『アイサイト』機能へも貢献し安心感を生み出す。
そしてレヴォーグの骨格は、SUBARUの『走り』の象徴である『WRX STI/S4』と共通する部分も多いという事からも、走りへの期待は十分にできるだろう。
走行性能・安全性能共に優れ、さらに実用性も充実させたツーリングワゴンは、国産車の中でレヴォーグに匹敵する車など、まずいない。
広いカーゴルーム:シートアレンジでさらに使いやすく
レヴォーグの後部スペースは、『ワゴン』という名に相応しく広大な積載スペースを誇る。
荷室開口部最大1115mm、リアシート真後ろの高さで770mmものスペースがあり、さらに、分割して倒すことが出来るリアシートのアレンジで、サーフボードや自転車、キャンプ用具やスキー・ボード等など様々なシチュエーションに応じた積載スペースを確保する事が可能だ。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
さらに最後部の下には、『サブトランク』というスペースも存在する。
2分割のフロアボードを取り外せば、浅型・深型と使用目的に応じて使い分けることが出来る。
車内に鞄などの荷物を置く際にも、盗難防止という面でもかなり役に立つスペースとなっているので、うまく活用したい。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
上質と、利便性を重視した内装
ここ数年のSUBARUの車は、一部の車種を除き共通する内装パネルが多い。
しかしながら、車によってそれぞれ個性を生み出す仕様となっており、レヴォーグにも特徴的な装飾がいくつも用意されている。
ブルーステッチを随所に施したレザー調の内装や、美しく輝くピアノブラックパネル。
一部のグレードでは『本革シート+パワーシート』のオプションも選択する事が可能となっているほか、パワーシートは『運転席シートポジションメモリー機能』も搭載し、チルト、リフター、リクライニング、スライドポジションを自動で設定する。
2本のアクセスキーと2つのメモリースイッチで、最大4名のシートポジションを記憶させる事が可能。
更に、最上級グレードの『STI sports』では、ボルドーを基調とした専用の内装となっている。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/design/interior.html
引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/design/interior.html
引用:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/design/interior.html
更にディーラーオプションで、カーボン長のパネルやスエード調のパネル等といったアフターパーツも購入する事が可能となっており、オリジナルの個性豊かな内装を表現する事も出来る。
自分好みの空間に仕上げ、ぜひ様々な場所へドライブに出かけて欲しい。
2種類のエンジンと、圧倒的なパワー
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html
レヴォーグを語る上で外せないのは、ライバル達を圧倒するエンジンと、その動力性能であろう。
レヴォーグには、1.6リッター/2.0リッターと2種類のエンジンモデルが用意されている。
1.6リッターのエンジンは、小排気量のエンジンに直噴ターボを組み合わせたパワーユニットとなる。
最高出力:127kw(170PS)/ 4800~5600rpm と、最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/ 1800~4800rpm というスペックとなっており、JC08モードでは16.0km/Lという燃費性能を実現。
ダウンサイジングターボならではの実用的なパワーと、燃費性能を活かしたモデルとなっている。
そして最もパワフルなのが、2.0リッターのモデルだ。
最大出力:221kw(300PS)/ 5600rpmというハイパワースペックを誇り、最大トルク:400N-m(40.0kgf・m)/ 2000~4800rpmという数値を叩き出す。
さらに、3つのモードで走りを選べる『SI-DRIVE』の機能を採用し、燃費を重視したプログラミングとなる『インテリジェントモード(Iモード)』、燃費とパワーを両立させる『スポーツモード(S)』と、アクセルの反応をダイレクトに伝え、本来のハイパワーを開放し圧倒的な加速を体感できる『スポーツ・シャープモード(S#)』を選択する事が出来る。
この2.0リッターの『インテリジェントモード(I)』では、ハイパワーエンジンながら『JC08モード』で13.2km/Lという燃費性能となっている。
普段はインテリジェントモードで燃費を重視した走り、高速道路などで追い抜きを行ないたい時は『スポーツモード』か『スポーツ・シャープモード』でという風に、走るシチュエーションによってメリハリをつけられる所も、レヴォーグならではの魅力であろう。
安全機能を充実させたアイサイト
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/safety2_1.html
今となっては様々な自動車メーカーより発売されるニューモデルのほぼ全車に装備されている、自動ブレーキシステムなどの安全機能。
その先駆けともなったのは、SUBARUの『アイサイト』であったと言っても過言では無いだろう。
元々はSUBARU(当時は富士重工)の『ADA(Active Driving Assist』という安全機能システムがあり、それをバージョンアップしたのがアイサイトだ。
『ぶつからない車』というキャッチフレーズで、アクセルを踏んだまま前方の障害物へ向かって直進し、自動でブレーキが作動して停止し、運転手をびっくりさせるというテレビCMは、誰しも一度は目にした事があるだろう。
SUBARUは『交通事故ゼロ』という大胆な目標を掲げ、アイサイト機能をどんどん進化させている。
『人』の安全を第一に考え、また、『走る愉しさ』をも高次元で両立させているのが、レヴォーグという車だ。
発売当初は日本国内専用という位置づけであったが、その性能は世界でも通じ、今では欧州でも販売されている。
SUBARUが世界に誇る『レヴォーグ』、ぜひそのステアリングを握り、あなたにも『感動』を味わって頂きたい。