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SX4 S-CROSSとヴェゼルをこの記事では比較しています。
維持費・燃費・乗り心地ではどっちが優れているのでしょうか。
【SX4 S-CROSSとヴェゼルを比較】どっちが維持費は安い?
引用:https://www.pakutaso.com
まずは、SX4 S-CROSSとヴェゼルの維持費について、検証します。
SX4 S-CROSSの維持費は
引用:https://www.suzuki.co.jp/
SX4の後継者としてデビューしたSX4 S-CROSSは、クロスオーバーSUVというトレンドを強く感じさせ、洗練された雰囲気を持つクルマです。
国産車離れしたそのデザインは、独特の存在感を醸し出し、飽きのこない形に仕上がっています。
都市も自然もバランスよくカバーできる、理想のマシーンに仕上がっている印象です。
SX4 S-CROSSは、WRCにも参戦したSX4の走行性能とポテンシャルを引き継ぎ。
4WDで新技術となるALLGRIPが採用されるなど、見た目だけではない頼もしさも兼ねそろえています。
その実用性の高さから、多くのユーザーから高評価を得ている車種でもあります。
高いポテンシャルは疑うまでもありませんが、コストパフォーマンスも気になるところではあります。
維持費の中で、自動車税と自動車重量税といった税金を、必ず支払う必要がありますが、これらは排気量と車重によって税額が決められます。
SX4 S-CROSSの排気量は1.586ccで、車重は、グレードごとに1,150 ~ 1,220 kgとなります。
各税率に換算すると、自動車税は39,500円、自動車重量税は1年あたり12,300円となります。
税金以外で年間の維持費を構成するのは、ガソリン代・車検整備代・保険料・駐車場代などが他にも挙げられます。
従来のSUVは維持費が高くなりがちな点もデメリットとして挙げられがちでしたが、税額だけ見てもSX4 S-CROSSは気軽に乗ることができるクルマであることが伺えます。
ヴェゼルの維持費は
引用:https://www.honda.co.jp/
ヴェゼルは、SUVの力強さ・クーペの艶やかさ・ミニバンの使いやすさや燃費性能と、カージャンルの枠を超えた多面的な価値を、高いレベルで融合させた車種として開発されました。
発売直後から高い人気を誇り、SUV新車登録販売台数で第1位を獲得した実績を持つクルマでもあります。
ヴェゼルのデザインや全体的なシルエットを見ると、SX4 S-CROSSと似たような雰囲気を持っていることが伺えます。
ただエクステリアを見ると、より都会的でシャープな印象を見せます。
重心は低く設計され、空気抵抗も考慮されたことが伺える流線型のデザインとなっています。
オフロードというよりも、街乗りが似合いそうなデザインです。
そんなヴェゼルの排気量は1,496ccで、車重は1,190 ~ 1,360 kgとなります。
購入後に発生する税金をシミュレーションすると、自動車税は34,500円、自動車重量税は1年あたり12,300円となります。
排気量の差が自動車税の差に繋がりましたが、税金面ではわずかにヴェゼルの方が安いことが分かりました。
ただ税金はあくまで維持費の一部ですので、燃費性能やクルマの耐久性なども、検証する必要がありそうです。
【SX4 S-CROSSとヴェゼルを比較】どっちの燃費がいい?
引用:https://www.pakutaso.com
続いてはSX4 S-CROSSとヴェゼルの燃費性能を比較します。
SX4 S-CROSSの燃費性能
引用:https://www.suzuki.co.jp/
SX4 S-CROSSに搭載されているALLGRIPは、電子制御4WDシステム・4モード走行切替機能・車両運動協調制御システムの3つのテクノロジーで構成されています。
この四輪制御システムによって、優れた走破性と走行安定性を発揮することで、ドライバーにさらなる走りの楽しさと安心感を提供しています。
欧州のタフな道路環境を走り込み鍛え上げた四輪制御システムは、あらゆる走行シーンや路面状況に対応することで、安全性だけではなく不要なエンジン出力を抑える効果も期待できます。
SX4 S-CROSSには、力強い加速と燃費性能を両立した、1.6L DOHC VVTエンジンが搭載されています。
軽量化とフリクション低減によって、高出力・高トルクでありながらも燃費性能を高めることに成功しています。
そんなSX4 S-CROSSのカタログ燃費は、2WD車で15.2km/L、4WD車で16.2km/Lとなっています。
ガソリン車のみのグレードとなりますが、非常に高い燃費性能を持っていることが伺える数値です。
エンジン性能だけではなく、空気抵抗を受けづらい低重心なプラットフォームなど、全体的な工夫によって、このような燃費性能を実現しています。
ヴェゼルの燃費性能
引用:https://www.honda.co.jp/
ヴェゼルはガソリン車とハイブリッド車が販売されています。
それぞれ異なるエンジンが搭載されていますが、それぞれのメリットがしっかり反映されたエンジンだという印象です。
ガソリン車は、パワーと低燃費をバランス良く両立している1.5L i-VTEC エンジンと、ゆとりある走りを体感できる1.5L VTEC TURBO エンジンを選択することができます。
そしてハイブリッド車には、ダイレクト感ある走りを優れた燃費性能で実現する、独自のハイブリッドシステムSPORT HYBRID i-DCDが採用されています。
ヴェゼルは、カタログ燃費ではガソリン車で19.6km/L~21.2km/L、ハイブリッド車で23.2km/L~27.0km/Lとなっています。
ハイブリッド車の燃費性能はもちろんですが、ガソリン車においてもヴェゼルの燃費性能の高さがわかる結果となりました。
SX4 S-CROSSの燃費性能も決して悪くはありませんが、エンジン性能やボディの設計以外にも、エコアシストなどの低燃費を促進する機能が満載のヴェゼルの高い燃費性能が、より際立ちます。
もちろん実燃費になると、違った結果を得られるかもしれませんが、ヴェゼルのユーザーレビューを見ていくと、評判通りの燃費性能に満足しているユーザーが多いことが分かります。
【SX4 S-CROSSとヴェゼルを比較】どっちの乗り心地がいい
引用:https://www.pakutaso.com
最後にSX4 S-CROSSとヴェゼルの乗り心地について検証しました。
SX4 S-CROSSの乗り心地
引用:https://www.suzuki.co.jp/
SX4 S-CROSSでは、ドライバー第一に設計された機能的な空間を体感することができます。
ステアリングは上下・前後に調整が可能で、シートスライドやシートリフターの調整により、ドライバーの体格や好みに合わせたきめ細かいドライビングポジションが設定できます。
スポーティーな走行時に、自分の思い通りのポジションでドライビングに集中できるのは、嬉しいポイントです。
またSX4 S-CROSSは、徹底的な効率化を図ることによって、広い室内空間を実現しています。
特に後部座席は前後のシート間隔に余裕を持たせることで、ゆったり座れるスペースを確保しています。
さらに前席シートバックの形状を工夫することで、ひざ周りのゆとりを生みだしています。
後席のシートバックは左右それぞれ、1段階の角度調整が可能で長時間の乗車でもリラックスした姿勢で過ごすことができます。
そして、駐停車中などにゆったり肘をかけられるアームレストが前後に採用され、スライドで伸縮し、小物が収納できるコンソールボックスも使い勝手が良いと評判です。
また、運転席・助手席の足元をさりげなく照らして上質な空間を演出してくれ、夜間のドライブに出かける際には、乗り込む人をやさしく光で迎え入れる心遣いも素晴らしく感じます。
ヴェゼルの乗り心地
引用:https://www.honda.co.jp/
ドライバーには、乗り込む瞬間から運転への期待感を促し。
同じ時間を過ごす同乗者もヴェゼルの走りを同じ気持ちで楽しめるようにという想いで、ヴェゼルの室内空間は設計されています。
その心遣いは、乗り降り時にも感じることができます。
段差等も乗り越えやすい最低地上高185mmをベースに、多くの方が乗り降りしやすいと感じられる座面の高さに設計されています。
見て・触れて楽しめるインテリアそれぞれの質感も、先進的かつ機能的で、乗る人を飽きさせない工夫がされています。
ヴェゼルはスポーティーな足回りでシートもやや硬めにセッティングされていますが、長時間のドライブでも疲れないようにゆとりある空間づくりが行われています。
膝まわりをミニバン並の広さとするとともに、座面の奥行きも充分なゆとりを確保した後部座席は、最大限に開放感を楽しむことができます。
また不織布タイプのフロアアンダーカバーや、上級セダンでも使われる高遮音性のフロアカーペットなど、高性能の防音材を採用し、優れた静粛性も実現しています。
【SX4 S-CROSSとヴェゼルを比較】比較まとめ
引用:https://www.pakutaso.com
今回は、SX4 S-CROSSとヴェゼルを維持費・燃費・乗り心地で比較しました。
クロスオーバーSUVは非常に今旬だと言えるジャンルですが、本来のSUV車の機能性を大切にしているSX4 S-CROSSと、街乗りに特化した印象を見せるヴェゼルでは、ややコンセプトが異なります。
ミスマッチがないようにしっかり双方の特徴を把握した上で、後悔しない車選びを行いましょう。