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皆さんこんにちは!
今回は昨年デビューしたばっかりのレクサス ESの燃費事情を記事にしてみました!
レクサスESの燃費
引用:lexus.jp
それではまず初めに、メーカーが発表しているそれぞれの燃費(所謂、カタログ燃費ですね)を挙げていきましょう。
~WLTCモード(国際基準)の数値~
※WLTCモードとは、各モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。
市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける走行を想定、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。※
WLTCモード…20.6km/L
市街地モード…16.6km/L
郊外モード…22.7km/L
高速道路モード…21.4km/L
続いて日本でメジャーなJC08モードでの結果ですが、23.4km/Lとなっています。
正直、このモードの信頼性は無いと筆者は思っています。
詳しくは実燃費の欄を参照。
因みに、2018年10月に廃止、順次WLTCモードに移行、との事です。
3ナンバーサイズでこの燃費はかなり健闘しているのではないでしょうか?
カタログ燃費をまとめると、こんな感じですね。
レクサスESの実燃費は?
引用:lexus.jp
それでは皆さんが一番気になっているであろう実燃費を紹介していきますね!
(筆者も今回の記事を書くために、自ら運転して計測してきました。)
とはいえ、運転の仕方や天気によって数値がガラッと変わってしまいますので、ご注意を!
Web上の平均値(まだ販売して間もないのでデータは少ないですが)と筆者記録を併用していきます。
()内は筆者記録の数値。*ヒーター使用*[**]内はカタログ数値です。
・市街地走行…14.3km/L(12.2km/L)
・郊外での走行…16.7km/L(15.5km/L)
・高速道路での走行…17.5km/L(17.0km/L)
トータルすると…16.16㎞/L(14.9km/L)
やはり、カタログ値通りにはなりませんでした…
(あくまで平均値であることをお忘れなく!)
とはいえ、アイドリングストップ機能によって無駄な燃料消費は抑えられています。
一番燃料消費率が高い発進時も、モーターによる補助のおかげで消費を抑えている為、同クラス他社と比較すると、優れているのではないかと思っています。(次項参照)
※では何故ヒーター使用時の燃費はガタッと落ちているのか?※
アイドリングストップ時は当然エンジンが止まります。
因みにヒーターの原理を軽く説明しますと、ヒーターとはエンジンの冷却水の熱を利用しているのですが、寒い地域でアイドリングストップが頻発すると、その度にエンジンが止まる為、なかなか水温が上がらなくなってしまいます。
それをコンピューターが判断し、アイドリングストップを度々中止することがあります。
つまりエンジンを掛けっぱなしにするので、消費量は増えてしまう。
ってことなんです!
~年間でガソリン代はいくらになるのか~
引用:lexus.jp
2019/02/12現在のレギュラーガソリン価格の平均は132.4円
(端数切り上げで算出するので133円計算で行います)
現在、日本国内の年間走行距離平均は7,000kmとされていますのでそれを基準にすると…
7,000(走行距離)÷16.16(平均燃費)=433.16(消費燃料)
年間で433Lの燃料を消費する計算になります。
これに値段を掛けると…
433(消費燃料)×133(価格)=57,589(消費価格)
年間のガソリン代は約5.8万円という計算になりますね!
因みに筆者の場合は年間最低でも30,000km乗るので、計算してみると…約25万円でした。
余談ですが、今メインで乗っている車(車種は特定防止の為控えます)で計算したところ
なんと76万円でした…差は歴然です。
乗り換えたくなってきましたよ。
あくまで最低走行距離での計算なので毎年100万円は飛びます(笑)
レクサスESの燃費をライバル車と比較
引用:lexus.jp
それでは次にライバル車との比較を行っていきたいと思います!
今回の比較対象車は筆者が見かけるHV車+同セグメントの構成で行います(公平にJC08モードでの比較とします)
先ずはトヨタ・プリウス Aグレードの場合
引用:toyota.jp
34.0km/L(+10.6km/L)
まずは恐らく日本で一番見かけるであろうHV車であるプリウスの現行モデルと比較。
燃費では格段に差があるものの、車重を考えるとESの方が200kg重いのです…
燃料はESと同じくレギュラーを使用。
メルセデスベンツ・EクラスE350e アバンギャルド スポーツの場合
引用:mercedes-benz.co.jp
15.7km/L(-7.7km/L)
同セグメントかつHVということでチョイス。
今回の比較で一番対等な存在な気がしますね(笑)
ココではESの勝利ですね!
オマケにEクラスの使用燃料はハイオクです。
年間燃料費でもESに軍配が上がります!
アウディ・A6 1.8TFSIの場合
引用www.audi.co.jp
15.4km/L(-8.0km/L)
同セグメント非HVとしてチョイス!
ここまで来るとHVぼ恩恵が如実に感じられるレベルです。
A6との車重差はESが+10kg程度。
如何にHVが燃費に貢献しているかが分かります。
こちらも燃料はハイオク。
さすがはプリウスということで、燃費性能が素晴らしいですね。
レクサスESも燃費性能が高い方ではありますが、ハイブリッドとしてまだまだ上がいるということです!
【こちらの記事も読まれています】
レクサスESの燃費を向上させる方法
引用:lexus.jp
それでは最後に、燃費向上のコツをお伝えします!
・無駄な荷物を積まない
余計な車重を増やすと当然燃費は下がってしまいます。
例えばゴルフバッグ等重い荷物を下ろすのが面倒だと言ってそのまま積みっぱなしにしていませんか?
(筆者もよくやってしまいがちですが…)
・車速変化のない走行をする
要はオンオフの動作を極力なくす、という事なんです。
加速・減速を繰り返すとどうあがいても燃費は下がってしまいますからね。
スムーズなドライビングを心掛けてみましょう!
高速道路での燃費がいいのはこの為。
引用:lexus.jp
・だらだら走らない
信号が青になったらサクッと加速して速度をキープしましょう。
だらだら加速は燃料が意外と消費されますし、何より後続車がいる場合非常に迷惑なので危険です。
おまけにハイブリット車は出足がモーターでアシストされるので楽に加速できちゃいますし!
・無駄に加速しない
性能がいいとどうしても踏み込んでしまい過ぎですが、その分かなり燃料消費に繋がってしまいます。
ESのような車は、紳士的にゆったり乗る方が似合いますしね!
・エアコンや暖房は必要時以外切る
先ほど説明した通りです。
・タイヤの空気圧は適正に保つ
意外と無視されがちな空気圧なのですが、燃費にもかなり影響しますよ!
特に空気圧が低い状態だと、タイヤの転がり抵抗が増えてしまい、必要以上のエネルギーが掛かってしまいます。
じゃあ高ければいいのか?
そんなことありません。
空気圧が高い場合、高速道路でバーストする危険性が極端に増えます。
(筆者もサーキットで検証済みです。すんごい怖かったです…)
あとグリップ力が下がるのでコントロール性が下がっちゃいます。
適正サイズで適正空気圧が一番燃費がいいですし、何より安全です。
記事の中で『運転の仕方次第だ』といったのは上記が関係してくるからなのです。
【こちらの記事も読まれています】
レクサスES燃費まとめ
引用:lexus.jp
もし3ナンバーでセダンのハイブリットが欲しい、そんな方にはピッタリかもしれません!
流石にプリウスと比較すると勝てなかったものの、同クラス車には勝っていたのでコレはお勧めできるな、むしろ欲しいなと編集しながら思ってました(笑)
燃費が気になっていた方の参考になれば幸いです。
それでは、また次回。
アイキャッチ画像URL:https://lexus.jp/models/es/