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2018年7月、20年ぶりのフルモデルチェンジをおこなったスズキ・ジムニー。
初登場以来、アウトドアファンの心をひたすら鷲掴みにし続けているオフロード系の名車ですよね。
車内の広さや車中泊への特性についてチェックしていきましょう。
ジムニーの車内の広さは?
引用:https://www.suzuki.co.jp
軽自動車ながらオフロード系の特性を随所に詰め込んでいる、スズキが産んだ名車・ジムニー。
この車の登場を待ち望んでいた方は多いはずです。
そのジムニー、様々な仕掛けが用意されており、アウトドア派にはたまらない一台として仕上がっているようです。
そこで、その内容についてチェックしていきたいと思います。
まずは車内空間からチェックしていきたいと思います。
車内の広さをチェックします
引用:https://www.suzuki.co.jp
スズキ・ジムニーの車内空間サイズは次の通りです。
室内寸法は室内長1795mm×室内幅1300mm×室内高1200mm
ラゲッジルーム寸法もチェックしましょう。
荷室長240mm(通常時)、荷室長980mm(後部座席収納時)×荷室幅1300mm×荷室高850mm。
非常にコンパクトな空間に仕上がっています。
そして、荷室のサイズも後部座席を使っている状態では、ほとんどないに等しいと言っても過言ではありません。
室内サイズのバランスもやはり、フロントシートを重視したサイズ感になっていると感じます。
実際のところ、後部座席に大人が座った場合、足元にきちんと空間はありますが、それは余裕があるというほどのものではありません。
そもそも、軽自動車であるというそのコンセプト上、十分なスペースなどがあるわけがありませんが、それでもアウトドア向けの名車という評価を得ているわけなので、そこには数多くの工夫があると考えられますね。
フルモデルチェンジ前とどう変わった?
引用:https://www.suzuki.co.jp
現行モデルが発売されるまで長年に渡ってアウトドアユーザーのニーズに応え続けてきた先代ジムニー。
その車内寸法は室内長1695mmx室内幅1220mmx室内高1210mmというものでした。
なので、高さ以外はすべて広くなっていますね。
その上、往年の角ばった形状が復活し、Aピラーが相当立っている形なので、高さについても実際には広く感じ、見通しも相当良くなっています。
今回は20年分のノウハウを蓄積した上でのフルモデルチェンジなので、それだけ考え抜かれたものなんでしょう。
フロントパネルも水平なラインを作り上げ、余計な凹凸を最小限にすることで、より室内を広く見せる効果が出ています。
ジムニーで車中泊はどうやる?
引用:https://www.suzuki.co.jp
アウトドアの多様化に伴って増えてきた車中泊へのニーズ。
せっかくアウトドア/オフロードに強みを持つ車を買うなら、ぜひとも車中泊対応もしたいところ。
しかし、スズキ・ジムニーは軽自動車。
車中泊適応はどうなのか?
しっかり解説します。
車中泊に最適なシートポジション
引用:https://www.suzuki.co.jp
スズキ・ジムニーのシートポジション、シートアレンジが車中泊における対応性の鍵を握りますよね。
なので、ここではジムニーのシートについてチェックしていきます。
ジムニーのシートはフロントシートについてはスライドしての位置稼働と、リクライニングもフルバックで倒れ込みます。
ですので、位置を一番前までスライドし、ヘッドレストを外して倒し込むことでリアシートとフラットに使うことができます。
また、大きな特徴がリアシートにあります。
リアシートでは、左右分割による独立稼働が可能となっております(XGグレードは除く)。
また、それぞれに前後スライド機能を有し、背もたれについては前に倒して荷室収納スペースを最大化することもできます。
フロントシートとつなげて使うことで車中泊が可能になりますね。
ですので、結論!「なんとか2人は寝れる!」です。
室内サイズが1795mmなので、ふつうの背丈の人ならなんとか足を伸ばせて寝られそうですね。
こんな場所で車中泊しよう
引用:http://www.joubon.com
さて、軽自動車のコンパクトなボディに溢れるアウトドア機能。
そして、車中泊もできてしまうスズキ・ジムニーですが、どのような場所で車中泊しますか。
コンパクトなボディだけに寝るだけのスペースとして考えたいところ。
そこで、次のような場所での車中泊をおすすめします。
<オートキャンプ場>
基本的な場所になるかもしれませんが、オートキャンプ場は水回りや電源施設などが整っていることが多いので、安全にお休みいただけますのでおすすめです。
アウトドアを満喫したいのであれば、こちらが最適でしょう。
<道の駅・SA>
最近増えてきているのが、道の駅やSAでの車中泊です。
こちらも水回りが揃っているケースが多いので、安全にお休みいただけます。
また、食事などのサービスを提供している施設も多いので、ロングドライブ途上での車中泊ポイントとしては最適でしょう。
旅の目的に応じて車中泊の場所も変わってくるところ。
個人的な経験からお伝えすると、朝から営業している日帰り入浴施設そばの道の駅などで車中泊をすると、朝から一風呂浴びて快適なドライブができるのでおすすめです。
何よりもですが、きちんと駐車して良い場所に止めて、安全確保に努めていただきたいと思います。
ジムニーの車中泊おすすめグッズ
引用:https://www.suzuki.co.jp
ここまでスズキ・ジムニーの車中泊への適応性についてまとめてまいりました。
そんな車中泊の快適性をさらに高めたいなら、効果的なグッズを使うのも有効な手段です。
そこで、ジムニー・車中泊の快適グッズについてまとめていきたいと思います。
スズキが発売するおすすめグッズ
まずはスズキが販売している車中泊に最適なおすすめグッズについてご紹介します。
<ベッドクッション>
これは、スズキがジムニーの車内サイズに最適化して作ったクッションになります。
人によってはシートの凸凹がどうしても気になって眠れないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方もこのベッドクッションを使えば、クッション性を持ちつつ、完全にフラットとなるので安心して眠れます。
尚、このベッドクッション、助手席用しかありませんので、運転席の方でも眠りたい場合は社外品などの利用が必要になります。
<プライバシーシェード(フロント・リア)>
引用:https://www.suzuki.co.jp
寝心地と同じくらい気になるのがプライバシーの確保でしょう。
これもスズキがジムニーのサイズに合わせて販売しているプライバシーシェードです。
サイズが完全にジムニーに合っていますので、使用が楽だと思います。
市販品だとどうしても微妙な隙間などができてしまいますが、これは心配ありませんね。
市販されているおすすめグッズ
前項では、スズキが発売している様々な車中泊快適グッズについて紹介させていただきました。
しかし、それだけでもまだまだ不十分!!
という方にさらに市販品の快適グッズをご紹介したいと思います。
<LEDランタン>
引用:https://www.gentos.jp
バッテリーへの影響などを考えると、照明についても準備しておきたいもの。
色々なLEDランタンが市販されているので、それを準備されることをおすすめします。
特に電池式もしくは充電式のものが良いと思いますよ。
<網戸>
夏場などはなかなか車内が暑いけども、虫が入るのは・・・という方におすすめですね。
このように市販品もジムニーぐらいの人気車種だと、なかなか充実していますよ。
ジムニーの車中泊まとめ
引用:https://www.suzuki.co.jp
スズキ・ジムニーの車中泊についてまとめてみましたがいかがでしたか。
軽自動車としてこれだけのアウトドア特性を持つ車ってなかなかありませんし、その意味では比較対象のない車と言ってよいでしょう。
それだけにじっくりと吟味して快適グッズを取り揃えていただきたいと思います。
その上で、快適なロングドライブと車中泊をお過ごしください。
アイキャッチ画像URL:https://www.suzuki.co.jp