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ランドクルーザーとプジョー5008の維持費や燃費はどっちが安いのか?
そして乗り心地の口コミはどっちの評価が高いのか?
今回は、ランドクルーザーとプジョー5008の維持費・燃費・乗り心地について比較します。
ランドクルーザーとプジョー5008の燃費の比較
ランドクルーザー(トヨタ)は日本が世界に誇る代表的なSUV(本格クロスカントリー)タイプの車で、オフロードレースを中心に高い実績を誇っています。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
グレードは以下の4つとなります。
・GX
4,739,040円
・AX
5,151,600円
・AX ”Gセレクション”
5,870,880円
・ZX
6,847,200円
全てのグレードに共通しているパワートレインは排気量4.608ccのV型8気筒エンジンを積んでおり、駆動は4WDで最高出力234(318)/5,600kW(PS)/r.p.m.という大迫力のポテンシャルを持っています。
エントリーモデルであるGXのみ5人乗りで、中級~上級モデルの他のグレードは8人乗りとなっています。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
一方のプジョー5008(プジョー)ですが、最上級モデルである5008シリーズはSUVタイプとなっています。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv.html
グレードは以下の3つとなります。
・Allure
4,040,000円
・CROSSCITY
4,300,000円
・GT
4,730,000円
ガソリン車であるAllure とCROSSCITYのパワートレインは、排気量1,598ccの直列4気筒(ターボチャージャー)エンジンを積んでおり、駆動はFFで最高出力121(165)/6,000kW(PS)/r.p.m.となっています。
クリーンディーゼル車であるGTのワートレインは、排気量1,997ccの直列4気筒(ターボチャージャー)エンジンを積んでおり、駆動はFFで最高出力131(180)/3750kW(PS)/r.p.m.となっています。
全てのグレードに共通して7人乗りとなっています。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv.html
今回の比較ですが、クリーンディーゼル車はプジョー側にしかラインナップされていませんので、ガソリン車同士で比較していきます。
ランドクルーザーはAX(8人乗り)、プジョー5008は Allure (7人乗り)で比較します。
こちらの2台の燃費は以下のようになっています。
ランドクルーザー(AX)
カタログ(JC08モード)燃費:6.9km/L、実燃費:5.5km/L
プジョー5008(Allure)
カタログ(JC08モード)燃費:13.6km/L、実燃費:10.0km/L
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv/technology.html
なお、それぞれのメーカーでは使用燃料の指定が異なっており、
・ランドクルーザーは無鉛ガソリン(レギュラー)
・プジョー5008は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
となっています。
ランドクルーザーの燃料タンクは93Lとなっており走行距離510kmです。
プジョー5008は56Lとなっており走行距離560kmです。
燃費および走行距離の両面でプジョー5008の方が勝っているとこが分かります。
ランドクルーザーとプジョー5008の維持費の比較
維持費について見ていきます。
比較条件として、5年ローン(低金利2.0%、頭金なし)と3年後の初回車検を通すこと、毎年の走行距離を10,000km(レギュラー:140円、ハイオク:160円)として計算します。
初回購入費用
新車を購入した際にかかる費用となりますが、自賠責保険料は同じものの、自動車取得税や重量税に違いが出てきます。
ランドクルーザー(AX)
自賠責保険
36,780 円(3年分)
自動車取得税
128,500円(車両価格90%相当+オプション費用に対する約3%)
自動車重量税
61,500円(0.5トンにつき4,100円×5倍×3年分)
プジョー5008(Allure)
自賠責保険
36,780 円(3年分)
自動車取得税
100,800円(車両価格90%相当+オプション費用に対する約3%)
自動車重量税
49,200円(0.5トンにつき4,100円×4倍×3年分)
もともと車両価格が1,000,000円以上の差となっていますので、自動車取得税に差がありますし、AXは2,490kg、Allureは1,550kgとなっていますので自動車重量税にも差が出ています。
年間維持費用
毎月や毎年かかる費用となりますが、保険料は同じ条件で組めるものの、ローン返済金額や自動車税、ガソリン代に違いが出てきます。
ランドクルーザー(AX)
ローン返済金額
1,083,120円(90.260円×12ヶ月分)
自動車保険
60,000円
自動車税
88,000円(4,500cc超~6,000cc以下)
ガソリン代
254,540円(10,000km÷5.5km/L×140円)
プジョー5008(Allure)
ローン返済金額
849,720円(70,810円×12ヶ月分)
自動車保険
60,000円
自動車税
39,500円(1500cc超~2,000cc以下)
ガソリン代
160,000円(10,000km÷10.0km/L×160円)
ローンを組む際の原価が違いますので、年間維持費に大きく左右されることになり、排気量による自動車税、燃費性能によるガソリン代でも維持費に違いが出てきます。
法定点検費用
新車初年度は免除されますが、その後車検が来る1年前には法定点検(12ヶ月)が義務化されています。
大抵の場合、点検費用の他にオイル交換も行われることになります。
ランドクルーザー(AX)
点検費用
16,500円
オイル交換
7,000円
プジョー5008(Allure)
点検費用
14,500円
オイル交換
5,000円
点検費用は車の大きさによってクラス分けされていることが多く、全長4,950mm×全幅1,980 mm×全高1,880 mmのランドクルーザーがより費用がかかるようです。
車検費用
新車購入時の初回は3年後、2回目以降は2年毎に義務付けられた継続点検のことを指します。
内訳は、自動車重量税の支払い、自賠責保険の支払い、法定点検(24ヶ月)にかかる費用、車検関連にかかる費用となっています。
ランドクルーザー(AX)
自動車重量税
41,000円(0.5トンにつき4,100円×5倍×2年分)
自賠責保険
25,830円(2年分)
点検費用
33,000円
部品交換費用
50,000円
諸経費
20,000円
プジョー5008(Allure)
自動車重量税
32,800円(0.5トンにつき4,100円×4倍×2年分)
自賠責保険
25,830円(2年分)
点検費用
29,000円
部品交換費用
50,000円
諸経費
20,000円
車検費用は120,000円~150,000円程度が相場となっていますが、サイズの大きいランドクルーザー、海外高級車のプジョー5008ともなるとかなり高めの金額となっています。
その他費用
主に消耗品の交換のことを指していますが、特に2年~3年置きに交換する必要があるタイヤ購入費用に違いが出てきます。
ランドクルーザー(AX)のタイヤサイズは285/60R18ですので相場的には33,000円が目安となります。
プジョー5008(Allure)のタイヤサイズは225/55R18ですので29,000円が目安となり、ここでもランドクルーザーの方に費用がかかってしまいます。
ランドクルーザーとプジョー5008の乗り心地を比較
ランドクルーザーの乗り心地について口コミ情報を見ていきます。
走行中のブレは全く感じません。
郊外や高速道路ではかなり安定していますし、街中を走っていてもハンドリングに重みが出ることなくスムーズにカーブを曲がってくれます。
細部に渡り空力抵抗を抑えたエアロ構造と、車速に併せたステアリング制御のおかげで安定感を増していることがよく分かります。
運転席、助手席、後部座席の左右と4区画で温度調整ができ、エアコン吹き出し口は天井から足元まで合計28箇所ありますのでどの席に座っても快適と言えるでしょう。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/interior/indoor_space_equip/
2列目シートは前方へ、3列目シートは左右へ折りたたむことができるので、大きくフラットな空間が造れます。
体を横にすることでき休憩や車中泊に便利です。
後方座席を収納すると、ラゲージスペースは最大で長さ1,685mm×幅990mm×高さ1,100mmの空間を用意することができるのがポイントとなります。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/interior/indoor_space/
プジョー5008の乗り心地について口コミ情報を見ていきます。
室内は高級感というよりも洗練された上質な空間といったところでしょうか。
インパネ周りやシートデザインは未来的なイメージがあって優雅さすら感じます。
ドライバーへは運転に集中できるよう全ての操作機能をグラフィカルに配置しており、その一方で助手席や後部座席へは余計なものがないラグジュアリー感を演出していることが伝わります。
同じタイプの国産車と比べてみたのですが、プジョー5008の方がシートは硬めかなと思いました。
個人的には柔らかいと疲れることがあるので丁度いいです。
注目すべきは2列目シートで、150mmの前後スライドと5段階のリクライニング機能を装備しており、疲れにくい適度な硬さを含めての乗り心地は高い評価を受けています。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv/technology.html
地上高170mmとクロスオーバーSUVタイプとしては標準的であるにも関わらず、強固なプラットフォームとそれを支えるサスペンションのバランスの良さを感じます。
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv/technology.html
国内最高クラスのオフローダーであるランドクルーザーですが、優秀な走行性能のみならず、広い室内を快適に過ごすための充実ぶりは目を見張るものがあります。
一方、プジョー5008ですが先端技術を取り入れた安定した走行と、上品で心地よい室内空間を楽しむ様は国産車では味わえない楽しみが詰っているようです。
長距離移動で疲れを感じさせないランドクルーザーと、疲れにくい工夫をしているプジョー5008の縮図となりますので、ここではランドクルーザーを評価したいと思います。
ランドクルーザーとプジョー5008の比較!燃費と維持費、乗り心地のまとめ
燃費性能や維持費についてはランドクルーザーの大きさが要因となっていまい、残念ながらコストパフォーマンスの悪さを露出した形となってしまいました。
しかしながら、厳しい条件下でも運転本来の楽しみと居住空間の安らぎを比較すると、ランドクルーザーの良さが全面に現れてきます。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/grade/grade3/
プジョー5008は、SUVタイプにおける隠れた名品と評価されるほど完成度の高い車となっていますが、それぞれの特質を見ると甲乙つけがたいですね。
燃費や維持費で考えるとプジョー5008、室内空間やサイズで考えるとランドクルーザーと言った感じですね!
引用:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv.html
キャッチ画像
上:https://toyota.jp/landcruiser/grade/grade2/?padid=ag341_from_landcruiser_top_rec2_grade_1808
下:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/5008-suv/prices-versions.html