スイフトの馬力はどのくらいあるの?馬力をアップさせることはできるのか?

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スイフトは、スズキから発売されているハッチバック型コンパクトカーです。

「走る・曲がる・止まる」をしっかり作りこんだ車種であるとして世界中で高い評価を得ています。

そんなスイフトですが、スポーツ走行を意識した車である以上、馬力が気になる人もいるのではないでしょうか?

また、馬力アップの方法はあるのでしょうか?

 

スイフトの馬力はどのくらい?グレード別にご紹介!

車の馬力の大半は、エンジンで決まります。

なので、そのグレードごとに搭載されているエンジンを調べれば馬力がわかるわけです。

 

スイフトRST:K10C型エンジン

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引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/performance_eco/

スイフトのRStグレードに搭載されているエンジンは、K10C型というエンジンです。

 

このエンジンは最近では珍しい3気筒タイプのエンジンで、通常の4気筒エンジンよりも気筒の数が少なくなっています。

気筒とは、ガソリンと空気を爆発・燃焼させる場所のことで、つまり燃料を爆発させる部屋が3つか4つかという話です。

このエンジンの馬力は102馬力をたたき出します。

 

スイフト(その他のグレード):K12C型エンジン

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引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/performance_eco/

スイフトのRSt以外の全グレードには、K12C型というエンジンが搭載されています。

 

これはK10C型のエンジンに1気筒足して4気筒にしたエンジンで、4気筒なら現代の日本でもよく見るエンジンです。

このエンジンは、K10Cよりも気筒数が多いですが、別にそれで馬力が増えるわけではなく、91馬力にとどまっています。

しかし、マイルドハイブリッド車の場合はそこにモーターの3.1馬力が、通常のハイブリッド車であればモーターの13.6馬力が加わるため、K10C型とほぼ互角のエンジンパワーを持つことになります。

 

スイフトスポーツ:K14C型エンジン

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引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/performance_eco/

スイフトスポーツにはK14C型というエンジンが搭載されています。

 

直列4気筒であること自体はK12C型と大差ありませんが、このエンジンは140馬力をたたき出します。

同じ4気筒でありながらK14Cの方がパワーがあるのは、おそらくターボが搭載されているからでしょう。

最近ではターボが搭載された車が増えてきましたが、ターボとはエンジン内にて送り込まれる空気の密度を上げ、より大きな燃焼を起こさせる機関です。

早い話が「ドーピング」です。

ターボが搭載されたエンジンは燃焼が大きくなるため、ないエンジンよりも大きなパワーを得やすくなります。

ちなみに、K10C型にもターボが搭載されているので、エンジン単体でハイブリッド車と互角のパワーが得られるのでしょう。

 

スイフトの馬力をアップさせることはできるのか?その方法は?

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引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/

続いて、スイフトの馬力アップの可否についてご紹介しましょう。

 

結論から先に行ってしまえば、クルマである限り馬力アップは「できます」

ただ、エアロパーツ交換やホイールの交換といった簡単な作業ではありません。

車の「動力」にかかわってくる部分ですから、相応の専門知識を持った人が相応の道具を用いて行うものだと思っていてください。

また、エンジン内のフルオーバーホールのような本格的馬力アップではなく、ライトチューン程度の方法をご紹介したいと思います。

それをご理解いただいたうえで、馬力アップの方法についてご紹介します。

 

マフラー交換

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引用:https://motorz-garage.com/topic/detail/3738

おそらく最も簡単なパワーアップの方法であり、一番初めに交換するパーツの1つでもあるのがマフラーです。

 

マフラーは排気の通り道ですが、その抵抗が少ないマフラーに交換することで排気の抜けがよくなり、馬力が上がります。

また副次的効果として、ステンレスやチタンのマフラーに交換することで軽量化にもつながります。

ただ、一気に100馬力とかアップするわけではなく、数~数十馬力程度のアップと考えていてください。

 

エアクリーナー交換

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引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/
エアクリーナーと聞くと、名前からエアコンに関するパーツを思い浮かべる型もいるかもしれませんが、別にエアコンとはあまり関係のないパーツです。

 

エアクリーナーとは、エンジンに取り込まれる空気をろ過し、きれいな状態でエンジンへ送り込むいわば「フィルター」です。

フィルターですから、使っていくうちにその表面は汚れていきます。

エアクリーナーが汚れてしまうとエンジンへの空気の流入が悪くなり、排気効率の悪化や燃費の低下を引き起こします。

早い話エンジンが「酸欠」になります。

なので、エアクリーナーを交換して排気効率を上げることで馬力を上げることができます。

簡単なパーツ交換であるため、マフラーと並んで最初のチューニングで交換することの多いパーツです。

 

ブーストアップ

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http://www.suzuki.co.jp/car/swift/performance_eco/

スイフトにはターボが搭載されているグレードがありますが、このグレードに限り可能なチューニングです。

 

市販のターボチャージャーはエンジン内部の損傷を避けるため、エンジンへ送り込む空気の圧力(過給圧、ブースト圧)に余裕を持たせています。

この過給圧を様々な手段で上げることをブーストアップといいます。

方法は様々ですが、例えばエアクリーナーを通気性の良いものに交換したり、マフラーの容量を拡大したり、ブーストコントローラーと呼ばれる電子機器を取り付けて最大過給圧を大きめにしたり、といった方法が挙げられます。

手っ取り早くパワーが手に入るのでターボ車のチューニング第一歩ですが、これはいわば「安全のためのリミッターを外す」ということに他ならないため、エンジンにかける負担は増大します。

エンジンにあまりにも負荷がかかりすぎるとエンジン内部が破損、すなわちエンジンブローを引き起こしてしまい再起不能になる可能性もあります。

50馬力程度は簡単に上げられますが、エンジンの剛性、他のチューニングとバランスを取りながら少しずつ上げていくことが肝心です。

 

スイフトの馬力アップにスーパーチャージャーってあり?

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引用:http://www.suzuki-accessory.jp/new_swift/index.html

最後に、スイフトとスーパーチャージャーについてご紹介します。

 

スーパーチャージャーとは

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引用:https://www.monster-sport.com/product/parts/sc/mxr170/index.html

スイフトに限らずターボ搭載車はターボによるパワー増大の恩恵を受けているわけですが、ターボは車の排気ガスを利用してタービンを回すことで空気を送り込みます。

 

つまり排気ガスの少ないエンジンの低回転域帯、要はアクセルを踏んで間もないことはパワーの恩恵をなかなか得られず、ある一転を境にググッとターボのパワーが流れ込んでくるわけです。

この「アクセルを踏み込んでからターボが効くまでのズレ」「ターボラグ」と呼びます。

一方スーパーチャージャーも機能自体はターボと何ら変わりありません。

エンジン内部に高密度の空気を送り込んでエンジンパワーを得る点は一緒です。

肝心なのは、スーパーチャージャーの場合は過給器を「機械自身で」コントロールする点です。

つまり、エンジンが回りだしたその瞬間から連動して過給器が動くため、エンジンが低回転でもすぐにパワーを発揮できるわけです。

 

スイフトにスーパーチャージャーは必要か?

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引用:https://www.rsrs.jp/swiftparts/engine/zc11.html

実際のところターボラグが気になるのは10年ほど前の話で、ここ10年の技術革新とともにターボも進化して、低回転でもそこそこ回ってくれるターボはたくさん開発されています。

 

つまり、ターボラグが少なくなっているのです。

そのため、スーパーチャージャーに無理して変える必要性は正直疑問符がつきます。

ただ、現代のターボラグですら耐えられない、不安であるといった人たちは、現在積極的にスーパーチャージャーを採用しています。

HKSやmonsterからもスイフトに対応したスーパーチャージャーが発売されていることもその理由の1つでしょう。

ですので、ある程度スイフトのターボラグを感じない人であればスーパーチャージャーは必要ないと思いますが、低回転でもっとダイレクトにパワーが欲しいという場合は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

というわけで今回はスイフトのパワーについてご紹介しました。

パワーアップチューンは繊細なカスタムですから、プロと相談の上自身のコントロールできる範囲で楽しんでくださいね。

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アイキャッチ画像引用:http://www.suzuki.co.jp/car/swift/styling/

この記事を書いた人

マッチャマン
車好きなアラフィフのおっさんです。
若かりし頃はS13シルビアで峠を攻めていましたが、
子供ができてからは専らファミリーカーで大人しくしていました。
子育ても終盤に差し掛かり、スポーツカーへの返り咲きを
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